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「エリック・クラプトン」(日本武道館2月20日)


昨夜行ってきた,クラプトンの来日公演
初見である

前評判通り,余計なMCは一切無い
ひたすら楽曲を演奏するそのスタイルは,「職人気質」という言葉があてはまる

馬鹿みたいな感想で恐縮だが
ギター演奏は秀逸!

正味2時間弱だが,まさに「酔いしれる」という言葉を実体験できる貴重なライブだった

今回が最後の来日公演と言われているクラプトン

お見逃しなく!
(と言っても,残りの公演のチケットは完売かな?)


~クラプトンにならって,今回のブログはあっさりとね

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「アメリカン・ハッスル」(公開中)


「日本のベートーベン」って!

というわけでこの作品,詐欺師が主人公の物語

詐欺師のアーヴィンと愛人のシドニーは,野心に燃えるFBI捜査官リッチーに
「捜査に協力すれば,罪を見逃してやる」
と持ちかけられ,カジノ利権に関する汚職事件の捜査に協力する
しかし,アーヴィンの妻の嫉妬によりマフィアに狙われるアーヴィン
果たしてその結末は?

1970年代後半に実際にあった事件に基づいているという

おとり捜査には,「犯意誘発型」と「機会提供型」の2種類があると言われている
「犯意誘発型」は,犯罪意思のない者にはたらきかけて犯意を生じさせて犯行に及んだ時点で逮捕するものだが,日本では,捜査機関が犯罪を作り出すことになるこの「犯意誘発型」のおとり捜査は違法とされている
ちなみに,「機会提供型」は,既に犯意を持っている者(例えば,違法薬物の売人など)に,その犯意が実現する機会を提供する(例えば,売人に「あるかい?」などと言って接触するなど)捜査方法をいい,適法とされている

本作のFBIの手法は,「犯意誘発型」のおとり捜査なので,その結末にしっくりこない人も多いだろう(特に,カーマイン市長に同情するのではないか)
そんなこともあり,作品の出来としては,あまりすっきりとしない印象だ

まあ,基本的に詐欺事件は,「騙される方も悪い」などと言われて,あまりすっきりしないものだが

え?「日本のベートーベン」って?

「ジャッジ!」(公開中)


肩の凝らない娯楽映画が観たい

というわけでこの映画,まさにどんぴしゃ!の作品

仕事も私生活もパッとしない広告代理店に勤める太田は
ひと癖ある上司の大滝から無茶(と書いて「チャンス」と読むらしい)な指令を受ける
それは,世界一のCMを決めるモンテカルロ国際広告祭の審査員として参加し,ある作品を受賞させること
英語もろくにしゃべることが出来ない太田は,過去に審査員経験のある謎の窓際社員鏡の指導を受けるが,教えてもらったのは何とペン回し!
果たして,太田はこのチャンスをものにできるのか?

主人公の太田役に妻夫木聡
この役はどこかで見たことがあるなと思っていたら,そうだ!あの実写版ドラえもんの
「のび太」
だと気づいた
上司役の豊川悦司,窓際社員役のリリーフランキーがまさに怪演!
主人公の同僚役の北川景子もはまり役
ライバル役の鈴木京香も良い
他にも,でんでん,風間杜夫,竹中直人らがチョイ役で登場し豪華な出演陣である

全編に笑いがちりばめられ,良い意味で予定調和の結末が心地良い

「そりゃあ,主人公はあの会社のCMを押すよね,だって『のび太』だもん」とニヤリ

軽い映画を観たいときにおすすめである

観終わった後,エースコックの「きつねうどん」が食べたくなること間違いなし
そして,絶対にあのセリフを言いたくなるだろうにゃー

 

「大脱出」(公開中)


アクション映画というジャンルは,限界に来ているのか

というわけでこの映画,かつての二大アクションスターが共演する最新のアクション映画

刑務所のセキュリティコンサルタントのブレスリン(シルベスタースタローン)は,民間の収容施設のセキュリティ検査の依頼を受ける
しかし,それは今までのような単純な依頼ではなかった
場所も分からない収容施設に連れてこられたブレスリンは,セキュリティ調査のためではなく,生還するために本当の脱出をしなければならなくなる
果たして,彼は生還できるのか

と書いたところで,結末はご想像のとおり
主人公に近づく怪しい囚人をアーノルドシュワルツェネッガーが演じているのだから
彼の正体もご想像のとおり
ストーリーも陳腐だし,登場人物もありふれた設定にとどまっている

それでも頑張るスタローンとシュワルツェネッガー
これはもう,歌舞伎や能などの古典芸能の域なのか

大向うから
「待ってました!」とか
「たっぷり!」なんて声がかかる世界なのか

彼らが輝いていた20年くらい前だったら楽しめたのだろうか
彼らの責任なのか
それともアクション映画というジャンルが限界に来ているのか
いやいや,面白い脚本があれば,彼らだって以前の輝きを取り戻すはずだ
いや,取り戻して欲しい

などと,いろいろと考えさせられる作品である
今年最初に取り上げる作品としては,かなりの強敵だったと言えよう


殿様と学者,軍人,発明家    おなかこわしそう




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