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舟を編む」(公開中)


先日,NHKのニュースで「幕の内力士」という言葉が使われていて
「ん?」
と違和感を感じた
調べてみたら「幕内力士」を「幕の内」ということがあり
「幕の内力士」はその誤用のようだ

というわけでこの映画,言葉を調べる時の必需品である辞書を作る人々の物語

玄武書房の辞書編集部は,監修の松本と編集者の荒木,西岡,そして契約社員の佐々木のたった4人
定年退職する荒木は,後継者探しに奔走し,営業部でくすぶっていた馬締(まじめ)と出会う
周りから変人扱いされていた馬締だったが,辞書編集部は,まさに適材適所だった
そして,見出し語24万語の新しい辞書「大渡海」編集の長い道のりが始まる

辞書編集作業というまったく馴染みのない世界は,非常に興味深い
最近はインターネットで調べ物をすることが常態化していたが,たまには辞書を引いてみようと思うこと必至である

主人公馬締役の松田龍平が良い
オダギリジョー演じる同僚編集者の西岡とのやりとりは失笑連発!
加藤剛,小林薫などこちらも適材適所のキャスティングが心地好い

おすすめである!

さて,明日から「探偵はBARにいる2」が公開である
こちらも,松田龍平と大泉洋のやりとりに失笑連発となるか?
期待大である


 

 

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「アイアンマン3」(公開中)


前回,話題に出たこの作品

「アベンジャーズ」の戦い以降,精神的に不安定な状態のトニー
そこへ,「マンダリン」なる人物による爆破テロが発生し,トニーはその新たな敵と対決することになる
紆余曲折あるも,事件は解決して,トニーも健康を取り戻し
めでたしめでたし

と,いたってシンプルなストーリーになっている

過去2作品に比べて,個人的には一番良い仕上がりに感じる

お気に入りのグウィネスパルトローがシリーズ最大の危機的状況に陥るところがミソ

2Dと3Dがあるが,今回は3D吹き替え版を選択した
(3Dだと字幕が読みにくいので)
ロバートダウニーJRの素っとぼけた感じが,吹き替え版でも充分表現されていて高評価なり

ゴールデンウィークにはもってこいの娯楽作品だ

なお,今回もエンドロールの後にワンシーンあるのですぐに席を立たないようにご注意を!
それと,現政権の憲法改正の動きにもご注意を!




「セブン」(1995年)


以前「ヒッチコック」をご紹介したとき,「『サイコ』をもう一度観たくなる」と書いたが,この作品も連続殺人が題材の重い映画

キリスト教の七つの大罪を示唆する死体が次々と見つかる
被害者は5人まで発見され,残りは2人
そして,七つの大罪が完成するとき・・・

観終わった後のやるせなさ感は最大級
デヴィッドフィンチャー監督,参りました

定年を間近に控えたベテラン刑事役にモーガンフリーマン
彼のパートナーの熱血刑事役をブラッドピット
その妻役をグウィネスパルトロー
そして犯人役は,あのカメレオン俳優の・・・

豪華な俳優陣と,とてつもなく重い結末

レンタルするときは,口直しの軽いコメディ映画も一緒に借りるべし
疲れているときや精神的に参っているときには観るべからず
ゴールデンウィーク最終日には観るべからず
そういう意味では,観るならゴールデンウィーク初日の明日かな

ところで,グウィネスパルトローがピープル誌の2013年「世界で最も美しい女性」に選ばれたという
この作品でも「恋に落ちたシェイクスピア」でも,グウィネスパルトローは「いいね!」
そういえば,彼女も出ている「アイアンマン3」は本日封切り

口直しはこれかな
(ひょっとしたら,「アイアンマン3」の口直しも必要になるかもしれないけど・・・)



「リンカーン 秘密の書」(2012年)


スピルバーグ監督の新作「リンカーン」が本日封切りだという

というわけでこちらは「リンカーンはヴァンパイアハンターだった」という仰天設定の,昨年公開のリンカーン映画

少年時代に母をヴァンパイアに殺されたリンカーンは,復讐のため,ヴァンパイアハンターとなる
その後,大統領となったリンカーンは,アメリカ南部の奴隷制度とヴァンパイアが深く繋がっていることを知る
南北戦争で北軍を指揮するリンカーンは,果たしてヴァンパイアを討伐できるのか

あまりのバカバカしさに途中で投げ出してしまう危険性が高いのでご注意!
(と言っても,無理して最後まで観なければいけないという映画でもないが)

アメリカ人はこの映画を観てどう思うのだろうか
日本だったら,関ヶ原の戦いの西軍は実は天狗が支配していて,家康は天狗狩りの名手だったっていうようなことでしょ
あれ?意外に面白いかも
真田広之氏あたりが主演で

などと,観ているあいだ中,ずっとどうでもいいことを考えてしまう,そういう作品

この作品を観るような人は今日公開の「リンカーン」は観ないだろうし,「リンカーン」を観るような人はこの作品は観ていないと思う

「じゃあ,お前はスピルバーグ監督の『リンカーン』を観ないのか?」って?

観ないかも・・・




「ヒッチコック」(公開中)


ヒッチコック作品の個人的ベスト3は
「めまい」
「裏窓」
「サイコ」

というわけでこの映画,「サイコ」撮影の舞台裏を描いた作品

映画監督としてすでに成功を収めていたヒッチコックは新作の題材を探していた
そして彼が取り上げたのは,実話に基づく連続殺人犯の物語
映画会社から出資を断わられたヒッチコックは,自宅を手放す覚悟で自ら費用を出して「サイコ」の製作に乗り出す

主演女優との複雑な関係についていろいろ取り沙汰されるヒッチコックだが,そこらあたりはサラッと流し,主に妻アルマとの関係に焦点を絞った内容になっている

そのアルマ役のヘレンミレンが良い
ヒッチコック役のアンソニーホプキンスの怪演に一歩もひかない力強い演技
素晴らしい女優だ

「サイコ」のジャネットリー役のスカーレットヨハンソンも上手い
しかし一番驚くのは,ジェームズダーシーが,容姿からしゃべり方から仕草からアンソニーパーキンスにそっくりなところ(必見!)

単体の作品としては決して傑作とは言えないが(失礼!)
ヒッチコック映画のファンは充分楽しめるだろう
そして,間違いなく「サイコ」をもう一度観たくなるに違いない

週末,借りに行こうっと






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