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「シャレード」(1963年)


お恥ずかしい話,ケーリーグラントとジェームズスチュアートをよく混同する
どちらもヒッチコック映画の常連で,二枚目スター


というわけで「真夏のヘップバーン特集」第3弾は,そのケーリーグラントとヘップバーンという当時の2大スターが共演したこの作品

レジーナ(ヘップバーン)がスキー旅行からパリの自宅に帰ってくると,家財道具がすべて無くなっていた
そして,夫が事故死したこと,その夫が大金を横領していたことを知る
その大金を狙う見知らぬ男たちにつきまとわれるレジーナは,スキー旅行先で知り合ったピーター(ケーリーグラント)に助けを求める
しかし,そのピーターも何やら怪しい雰囲気が・・
果たしてピーターの正体は?


今回のヘップバーンは,未亡人ながら,ケーリーグラント演じる謎の男に積極的に恋のアタックをするというコミカルな役を魅力的に演じている

サスペンス色が強く,二転三転するストーリー,そして小気味よい鮮やかなラストと,本作品(監督スタンリードーネン)はヒッチコック映画とよく間違えられる
同じくヘップバーン主演の本格サスペンス映画「暗くなるまで待って」(監督テレンスヤング)もヒッチコック映画と間違えられることが多いが,ヘップバーンはヒッチコック映画には1本も出演していない


グレースケリーやキムノヴァクなど,どちらかというと美人好み(大人の色気)のヒッチコックゆえか
ヘップバーンは美人とか色気という感じではないから


オードリー,ごめん

何はともあれ
陳腐な言い方だが,ハラハラドキドキしたい人に
ぜひお勧めの1本!


ところで,冒頭の話に戻るが
この作品のスーツを着たままシャワーを浴びるシーンを観ても分かるように
ジェームズスチュアートに比べると
ケーリーグラントの方が洒落っ気があるかな
シャレードっていうくらいだから


ごめんなさい
(本日,2度目の謝罪なり)

 

「新Mr.Boo!アヒルの警備保障」(1981年)


知る人ぞ知る,香港の爆笑コメディ映画Mr.Boo(ミスターブー)

マイケル,サミュエル,リッキーのホイ三兄弟が繰り出すギャグの数々

そして,それを倍加するご存じ広川太一郎氏の掟破りの吹き替え

「またビリ,またビリ,どうしてビリ!」(感電中のセリフ)
「なかなか話せる心のお通じ浣腸無くても心はすっきり」(ストーリーにまったく関係なし)


劇中人物がしゃべっていないのに吹き替えをするという,広川節(ひろかわぶし)炸裂である

ストーリーも,「Mr.Boo!」シリーズの中では最も安定している

暑くて暑くてどうしようもないときに観たら
今でも爆笑できるかもしれない
それともお寒い感じがするのかしらん
(それならそれで良いか?)


DVDには吹き替え版も入っているので,観るならぜひとも吹き替え版で!

ところで,「Mr.Boo!」と言ってもドリフターズの高木ブーさんは無関係
もちろん,ヘップバーンも出ていません
念のため


「ローマの休日」(1953年)


巷はお盆休み


というわけで,唐突に始まった「真夏のヘップバーン特集」第2弾は,不朽の名作と言われるこの作品

王女(オードリーヘップバーン)と新聞記者(グレゴリーペック)のたった1日の恋の物語

「映画の神様」がいるとしたら,この作品のヘップバーンに間違いなく降臨!
モノクロなのに光り輝く彼女の瑞々しさは,まさに映画の奇蹟である


美容院でのヘアカットのシーン
スペイン広場でジェラートを食べるシーン
ローマの町をベスパで走るシーン
真実の口などなど,記憶に残る名シーン満載だ


特にお気に入りなのは,川からあがってびしょ濡れの二人のキスシーン
思わず息を飲む美しさ


ストーリーはシンプルで結末も平凡(失礼!)ながらこの作品を傑作たらしめているのは,やはりヘップバーンの魅力なのだろう

現代のおとぎ話を存分にお楽しみあれ!
おすすめの1本
(と言っても,たいていの人は観てるよね)


ところで,主役の二人よりもおいしい役なのが,カメラマンのアーヴィングである
コミカルな彼が最後に粋な計らいを見せるシーンは,とても気持ちが良い


パパラッチと呼ばれるカメラマンが,現実の王女ダイアナ妃のあの悲劇を生んだのとは,えらい違いだ

ちなみに,パパラッチもイタリア語なんだけどね

 



「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」(公開中)


大人気なのだろう
シリーズ3作目だという


惑星サイバトロンからやって来た金属生命体(トランスフォーマー)が,ロボットに変形して正義と悪とに別れて地球上で大暴れするというのがざっくりとした内容

まあ,地球にしてみれば迷惑な話なんだけど,その理由は完結編である本作で明らかにされる

今回は,「あのアポロ計画には隠されたミッションがあった」というびっくり設定から始まる

そしてシリーズ3作目にして初の3D映像とのこと
このブログでも何度か指摘したが,この作品も観るのならば映画館で観るべき映画といえよう
当然,3D版の方を!


まあ,制作者側の自己満足かもしれないが延々と戦闘シーンが続き
「長いよ!」と文句を言いたくなるかもしれない
(「マトリックス」シリーズでもその傾向はあったが,この手の映画は仕方がないか)


しかし,一見の価値はあるので
何も考えたくなくて体調の良いときにご覧あれ


それにしても,子どもたちが夏休みに突入し,映画館は子どもだらけだ

子どもと言えば,政権与党の目玉政策だったはずの「子ども手当て」が廃止されるという
トランスフォーマーもびっくりの,マニフェストの超変形!
こちらは,大人気とはいかないようだ

 



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