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「情婦」(1957年)


人に「悪いね」と謝るときの小松政夫氏のギャグに
「わりぃーね,わりぃーね,わりぃーねでぃーとりっひ」というのがある
(知らない?)


というわけでこの作品,そのマレーネディートリッヒがタイトルロール

色っぽい邦題がついているが,実は法廷劇である
原作はアガサクリスティの「検察側の証人」


殺人事件の容疑者レナードは無罪を主張し,病み上がりの老弁護士ウィルフリッド卿に弁護を依頼する
レナードは,犯行時間に自宅にいたことは妻が知っているとアリバイを主張
ところが,その妻は,検察側の証人として夫に不利な証言をする
果たして裁判の結果は?
そしてドラマの結末は?


不気味な雰囲気のドイツ人妻をマレーネディートリッヒが好演

毒舌家の老弁護士と口やかましい看護婦とのやりとりが楽しく,ラストには胸が熱くなるシーンがある

どんでん返しが強調される本作品だが,監督ビリーワイルダーのユーモアたっぷりの演出もご堪能あれ

おすすめ!

なお,まだ観ていない人には絶対に結末を言ってはいけない
もしもネタばらしをしたら
「わりぃーね,わりぃーね,わりぃーねでぃーとりっひ」
では済まないからね!

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「消されたヘッドライン」(2009年)


最近は映画館で見逃しても,あっという間にDVD化されるので便利な反面
「映画館で観なくてもDVDでいいや」
とあっさり引き下がってしまうこと多し


というわけでこの映画もそのひとつ

国会議員コリンズの秘書(実は愛人)が出勤途中の駅のホームで転落死する
別の殺人事件を取材していた新聞記者のカルは,かつてのルームメイトだったコリンズから相談を受け,新米記者のデラと調査を進めていくうちに,無関係と思えた二つの事件にある共通点が浮かび上がる
そして事件は,国家的なスキャンダルの様相を呈していく

果たして新聞の大見出し(ヘッドライン)はどうなるのか?


イギリスのテレビドラマのリメイクらしいが,サスペンス感はたっぷりである
特ダネを狙うマスコミの内情が興味深い
結末には賛否両論ありそうだが,個人的には「あり」である
政治スキャンダルの結末は,実際もこんなものなのかもしれない

お勧め!


敏腕記者カル役のラッセルクロウが良い
編集長役のヘレンミレンもぴったりだ


適材適所に役者がそろうとそれだけで見応えがある


だから代表選にはまるで興味がない
(さながら「ペニーレインでバーボン」)


「アイーダ」(四季劇場「海」8月11日)


来月千秋楽を迎えるということで,事務所のお盆休みを利用して観劇

元はオペラだというこの作品は,作詞ティムライス,作曲エルトンジョンという「ライオンキング」コンビで作られたミュージカル

舞台は古代エジプト
エジプト軍の隊長ラダメスは,許嫁である王女アムネリスに捕虜のアイーダを下女として差し出すが,実は彼女は敵国の姫だった
強烈な個性のアイーダにラダメスは惹かれていき,二人は禁断の愛に落ちていく


そこで,JR東日本の電車内の広告「すべては愛だ」ということになる

実はエルトンジョンの曲をほとんど聴いたことがない
「ダイアナ妃の追悼で歌ってなかったっけ?」くらいの印象しかない
独特のメロディは「エルトン節」と言われているらしいが,これは後付けの知識


舞台装置は豪華である
しかし,ストーリーも楽曲も,ピンと来るものがなかった
要するに,個人的な感想は
「ご縁がなかったということで」


エルトン,ごめん
(まさかの,3週連続の謝罪オチ)


~次回の観劇記は,「劇団四季ソング&ダンス55ステップス」東京凱旋公演ヴァージョン~


「劇場版 銀河鉄道999」(1979年)


先週,NHKのBSで,5日間連続で「銀河鉄道999」の特集をやっていて,最終日に放送されたのがこの作品

およそ30年ぶりに観た

「主人公の鉄郎がりりしい顔に変わっている!」というのが,当時の第一印象

ストーリーは,子供向け映画とは思えないハードなものになっている
特に,謎の存在だったメーテルの正体は,当時,子供心にもショックだった
「メーテルが,そんなひどいことをしていたなんて・・・」

ゴダイゴの歌う主題歌「銀河鉄道999」は大ヒット
個人的には,挿入歌の「Taking off」の方がお気に入り

今観ても十分楽しめる作品

でも,今の子供にはウケないかな
夏休みには,当時の国鉄は行き先を秘密にした「ミステリー列車999」なんて企画をしていたけど,今はポケモン・スタンプラリーだもんね
微笑ましいけど,結構邪魔なんだよね,彼ら

ちびっ子たち,ごめん
(先週と同じオチ)


「ソルト」(公開中)


熱中症予防には水分だけでなく,適度な塩分補給が肝要

というわけでこの作品

CIA職員のソルト(塩ではなく,名前)は,謎の亡命者の供述から二重スパイの疑いをかけられる
果たして彼女の正体は?

ソルト役のアンジェリーナジョリー(以下「アンジー」という)がいつも通りの大暴れ
これでもかの大アクション

「アクション映画は映画館で観るべし」(一般論)

アクションシーンのほとんどを彼女自信が演じているというからすごい!
さすが,ジョンヴォイトの娘

しかしストーリーが陳腐
プロットがゆるい
観終わって内容的にお寒い感じがしたら,熱中症予防には効果ありということで

アンジー,ごめん




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