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「劇団四季ソング&ダンス55ステップス」(川口リリア5月20日)



昨年の3月以来,2回目の観劇
そもそも,2008年に劇団四季55周年だから「55ステップス」だったのだが,公演地を変えながら2年間のロングラン公演
現在,全国公演で各地を巡演中

「ウィキッド」と「マンマ・ミーア!」しか観たことがなかった四季初心者だった前回は,「そこそこ」楽しんだ(2009年3月20日ブログ参照)
しかし,このブログでご紹介しているとおり,この一年で劇団四季作品を「そこそこ」観てきた今回は,「かなり」楽しんだ

いろいろなミュージカルの曲をひたすら歌い,踊るという趣向でストーリーはないから
観客も「そういうもの」として楽しむ

劇団四季は本作品を「まるでミュージカルの宝石箱だ」と言う
確かに,前回,四季劇場「秋」で観たときは,生バンド・派手な舞台演出等々でそう感じることができた
しかし,地方公演だから仕方がないのだろうが,いろいろな演出上の修正等々で素直に「宝石箱」を感じることができなかった
「宝石」の輝きももうひとつな感じがした

楽しくなかったというのではない

「その分料金も安いでしょ」と言われればそれまでだけれど
四季劇場「秋」で観たことがある人は,ちょっぴり切ない気持ちになるかもしれない
ただし,くどいようだが楽しくなかったというわけではないので念のため
がんばれ!地方公演

ともかく,アンドリューロイドウエバーの曲は何度聞いても素晴らしい!


~次回の観劇記は,広島見参!「マンマ・ミーア!」(3回目!)~

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「十二人の怒れる男」(1957年)


本日,裁判員制度一周年だという
というわけで遅ればせながらこの作品

舞台は,父親殺しの容疑をかけられた少年の刑事裁判の陪審室
少年に不利な証拠の数々に簡単に有罪の結論が出ると思われたが
一人の陪審員の無罪主張から評議は次第に白熱化する
そして,最後に十二人の陪審員が出した結論は・・・

最初に有罪に異を唱える陪審員役に名優ヘンリーフォンダ
いわゆる「大人」を演じることができる良い役者だ

ところで,フランスの古典演劇用語に「三一致の法則」というのがある

①時の一致(ひとつの芝居は一日の内の出来事でなければならない)
②場所の一致(芝居の場面はひとつの場所でなければならない)
③筋の一致(芝居はひとつの結論に向かってまっすぐ進まなければならない)

時の一致,場所の一致は,たいていの映画や芝居には当てはまらないけれど
(「24」は時の一致?観ていないから分からない)

本作品は,まさにこの「三一致の法則」に則っている希有な映画といえよう

夏の暑い日にクーラーをつけないで観たい1本
古き良きアメリカがそこにある

おすすめ!

なお,日本の裁判員制度は陪審員制度とはかなり異なるものなのでご注意!
別に注意しなくても生活にはまったく支障はないけど
(裁判員に選ばれなければの話)


諸事情により,一週遅れでご紹介

「タイタンの戦い」(公開中)


「ゴールデンウィーク」という言葉は映画会社が作ったものなので,特定の業界に利益になる報道はできないNHKではゴールデンウィークとは言わず「大型連休」と言うらしい(馬鹿らしいけど)

「ゴールデンウィークに何も観ないわけにはいかないでしょ」
というわけでこの作品,5月1日に1000円で観た
(毎月1日は1000円デー)

率直に言って,1000円なら文句は言わない

さて,本作品はリメイクである
ギリシア神話の世界を舞台にしたCG満載のスペクタクル映画

3D版もあるが,あえて通常版で鑑賞(3Dは字幕が疲れるから)

以前,本ブログで紹介した「パーシージャクソンとオリンポスの神々」を観てから行くとより楽しめる(かもしれない)

ストーリーも映像も特出すべきものはない
しかし,退屈というわけでもない
ただ単純に楽しめばいいという映画

リーアムニーソンは仕事を選ばないなー
そうそう,「007慰めの報酬」にちょい役(失礼!)で出ていたジェマアータートンが本作品では主役級の活躍
これからの成長株か?

ところで,神話も良いけど,現代のギリシャは本当に大丈夫なのか?
(「パーシージャクソンと・・・」の時と同じオチなり)


 


「刑事コロンボ 忘れられたスター」


「タイタンの戦い」(公開中)をご紹介しようと思っていたが,今朝の朝刊のテレビ欄を見て,急遽変更
本日,午後10時よりNHKのBSハイビジョンにて放映とのこと

この「忘れられたスター」(原題は「Forgotten Lady」)は,「刑事コロンボ」シリーズのベスト3に入る傑作である(個人的見解)
(お,前回と同じ展開だな)

往年の映画スターのグレースは,カムバックするべく自分が主演のミュージカルを計画するが,夫は反対し資金援助も拒否する
グレースは,自分のスターへのカムバックに反対する夫を殺害する
グレースの無実を信じるかつての共演者ダイヤモンド氏
グレースの大ファンであったコロンボが事件を担当し,捜査を進めていくうちにある疑いが浮上する・・・

「刑事コロンボ」シリーズは,「アッと驚くラストシーン」型や,「犯人に同情・共感」型,「犯人と対決」型などのヴァリエーションがあるが,本作品は,「犯人に同情・共感」型をさらにひとひねりした異色作である

もっとも異色なのは・・・

以下,ネタバレ含む


コロンボが真犯人を捕まえないのだ!
その理由は,観てのお楽しみ

ダイヤモンド氏が格好良い!
シリーズ屈指の名ラストシーン

ちなみに個人的「刑事コロンボ」ベスト3の他の作品は
「溶ける糸」と「歌声の消えた海」
それと「祝砲の挽歌」
(って,4つじゃん)

「めまい」(1958年)


アルフレッドヒッチコック没後30年だという
というわけでこの作品,ヒッチコック映画のベスト3に入る傑作である(個人的見解)

映画は,ショッキングな事故のシーンから始まる
その事故のため高所恐怖症になった主人公
ある日,知人から奇妙な相談を持ち込まれた彼は,調査を進めていくうちにある女性に急速に惹かれていく
そして最初の悲劇が・・・

巧妙に張り巡らされた伏線は,ヒッチコック映画の中でも秀逸
斬新な視覚効果
そして,鮮やかな幕切れ

主人公はヒッチコック映画ではお馴染みのジェームズスチュアート
謎の女性役にキムノヴァク

このキムノヴァクが綺麗!

実は,今週月曜日にNHKのBSハイビジョンで久しぶりに観たのだが,結末を知っていてもやはり引き込まれる
結末を知っているからこそ気づく伏線もある

ゴールデンウィークはヒッチコック映画を見直すことになりそうだ

ちなみに個人的ヒッチコックベスト3の他の作品は
「裏窓」と「サイコ」




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