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「デンジャラス・ビューティー」(2001年)


アカデミー賞授賞式の前日に,その年の最低映画を発表するラジー賞
賞の性格上,トロフィーを受け取りに来る人はほとんどいない
サンドラブロックが,今年,そのラジー賞(最低主演女優賞)とアカデミー賞(主演女優賞)をダブル受賞したという


というわけでこの作品,サンドラブロックの魅力満載の痛快コメディ

全米ミスコンテストがテロの標的に浮上し,FBI捜査官の彼女が,潜入捜査のためミスコンテストにエントリーする,という荒唐無稽の設定

ゲイのコーディネーター役にマイケルケイン
ミスコンの司会者役にウイリアムシャトナー
と,無意味に豪華な脇役陣

 

見ようによっては「マイフェアレディ」
ただテイストは「オースティンパワーズ」(マイケルケインの影響か?)
サンドラブロックの下品な笑い方が傑作!


「何も観るものがないなー」という日曜の午後にお勧めの1本

ところで,サンドラブロックは,ラジー賞の授賞式にも出席
「キャットウーマン」のハルベリー以来の珍事とのこと

そういう茶目っ気,嫌いじゃない

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「クレイジー・フォー・ユー」(四季劇場「秋」2月28日)


「エビータ」から一転,本作はミュージカル・コメディである

ストーリーは
大都会ニューヨークの銀行のボンボンのボビーが,頭取である母に頼まれて,抵当にとった田舎町の廃れた劇場を取得しに行く
ところが,その劇場主の一人娘ポリーに一目惚れ
なんとか劇場をもり立てて助けようとするボビーだが,ポリーは劇場を奪いに来たボビーに敵意むき出し
そこで,ボビーが考えた作戦は・・・?

劇団四季には珍しいドタバタ・コメディ
「8時だよ!全員集合」のドリフターズばりのギャグの応酬
そして,ど派手な演出!

はっきり言って,楽しい!

ボビー役の加藤敬二氏の「コーラスライン」ザック役とはまったく違う軽やかな演技
そして,しなやかなダンス,タップ!

大興行主ザングラー役の志村要氏のとぼけた演技

この二人のシーンはまるっきりドリフ大爆笑!
あっ!奇しくもこっちも加藤と志村だ!

同じく「コーラスライン」ジュディー役で気になった恒川愛氏は,舞台栄えする

酒場の主人ランク役の川原洋一郎氏が,うまい
「屋根の上のヴァイオリン弾き」の肉屋のラザール役が似合いそう

「キャッツ」タントミール役で魅了された高倉恵美氏は,アンサンブルながらやはり今回も目が釘付けになった

とまあ,いっぱしのことを言えるくらい,この1年でたくさんの劇団四季作品を観たということ

ね,良いお客さんでしょ,浅利さん
一番のお気に入りの「マンマ・ミーア!」も,広島と静岡どっちも行くから!
今回ポリー役の木村花代氏のソフィで観せて欲しい!


~というわけで,次回の観劇記は,四季作品をそこそこ観た現在,どれくらい楽しめるか?
 2度目の観劇「劇団四季ソング&ダンス55ステップス」~


「インビクタス 負けざる者たち」(公開中)


お正月には国立競技場で大学ラグビーを観るのが恒例行事だったが,今年は諸事情により行かなかった
(諸事情=母校が2回戦で負けて出場できなかったから)


というわけでこの映画,ラグビーを舞台にしたスポ根ものである(ウソ)

アパルトヘイト(人種差別政策)を撤廃し,南アフリカに黒人大統領が誕生する
その南アフリカで,ラグビーのワールドカップが開催される
これまで南アフリカの多数派である黒人は,白人中心のチーム構成である自国のチームではなく,相手のチームを応援していた
そのような状況でマンデラ大統領が目指したものは?
そして世界が注目する中,ラグビーワールドカップが始まる


マンデラ大統領役に,モーガンフリーマン
南アフリカナショナルチームの主将ピナール役に,マットディモン


お気に入りのシーンは,マンデラ大統領からお茶に招待されたピナールが,会見後,車で待っていた妻から「何の話だったの?」と問われてそれに答えるところ

マンデラ氏があまりにも聖人君子に描かれ過ぎている
(大人の事情=マンデラ役のモーガンフリーマンが製作総指揮だから?)
映画のクライマックスが冗長気味
といった気がしないでもないが,
クリントイーストウッド監督が放つ,「ど真ん中・直球勝負」のストレートな一作!

素直な気持ちで楽しむべし



なにはともあれ
2019年に日本で開催予定のラグビーワールドカップに向けて
全国のラガーマンたちよ頑張れ!
(個人の事情=ガンバレワセダ!)



「エビータ」(自由劇場1月31日)

アルゼンチンで思い浮かぶものと言ったらマラドーナくらいで
ほかの有名人も,有名な観光地も,有名な食べ物も思い浮かばない
アルゼンチンについてはほとんど何も知らない

というわけで「エビータ」である
1952年に33歳で病死した,アルゼンチンの大統領夫人エバ・ペロン
愛称「エビータ」
民衆から圧倒的な支持を受けた彼女の数奇な生涯
そして,狂言まわしになぜかチェゲバラ

作詞はティムライス,作曲はアンドリューロイドウェバー
(あの「ジーザス・クライスト=スーパースター」コンビ)

「スーツケースを抱いて」の詞が良い
そう言えば,「ジーザス・クライスト=スーパースター」の中でお気に入りの「スーパースター」の日本語訳詞も同じ岩谷時子氏

チェを演じる芝清道氏が,うまい! うますぎる!

ストーリーは好き嫌いがあるだろう
と言うよりも,エビータという人物とその生き方をまったく評価できないかもしれない
(実は私もその一人)

いずれにしても,ナンバーはどれも素晴らしい
舞台装置もうまくできている
それを楽しむだけでも損はない

あ!アルゼンチンでひとつ思い出した
「アルゼンチンの子供」というドリフターズのお馬鹿なギャグを・・・



~次回の観劇記は,一転,とびきりハッピーなミュージカル!・・らしい「クレイジー・フォー・ユー」~




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