検索順位

アクセス解析を行っていることは以前にも書きましたが，先日，「板橋区　法律事務所」で検索して事務所HPをご覧になっている方がいらっしゃいました。

当事務所の主な顧客層は，東武東上線沿線，武蔵野線沿線あたりになりますので，もちろん板橋区のお客様も大歓迎なわけですが，「板橋区」で検索上位にかかるとは思っていなかったので，ヤフーで検索してみたところ，「板橋区　法律事務所」でも５位表示されるようになっていました。

その他もいろいろ検索してみましたが，「ふじみ野市　法律事務所」「富士見市　法律事務所」など，近隣地域の市町村名と法律事務所との組み合わせでのきなみ５位以内，悪くても１０位以内で表示されるようになっています。

「さいたま市　法律事務所」だけは，さすがに競合する事務所が多く，３５位でしたが，それでもまずまずの成果でしょうか。ただ，私も普段はそうですが，大半の方は検索結果の１～２ページ目まで，つまり最大でも２０位までしかご覧にならないようですので，さいたま市が居住・活動の中心になっている方にHPを見ていただく機会は少なそうです。

ちなみに一般に使用されている検索エンジンはやはりヤフーとグーグルが最大手という感じがしますが，統計をとってみると，概ね８：２くらいでヤフーの方が使われているようですので（他の検索を利用されている方は１％にも充たないようです），SEO対策もヤフーの表示特性を検討していくのが効率的であるように思います。

金曜シネマ倶楽部（週末，ビール片手に観たい１本）

「フライングハイ」（１９８０年）

先日，「ハッピーフライト」を観て，「もっと下品で過激でバカバカしい飛行機の映画があったなぁ」と思い出した
というわけで，正真正銘のおバカ映画

あのジム・エイブラハムズ，デビッド・ザッカー，ジェリー・ザッカーの３人組（「ＺＡＺ」という）が，これでもかと繰り出すギャグの連打！

機内で食中毒が発生し，操縦士が倒れる
以下，ネタバレあり

キャビンアテンダントの冷静な機内放送
「お客様の中で，どなたか飛行機を操縦できる方はいらっしゃいませんか？」

オートパイロット装置のくだらなさ
随所にちりばめられている映画のパロディ

その後，ＺＡＺは「裸の銃を持つ男」「ホット☆ショット」シリーズを生み出していく

何も考えたくないときに最適！
ただ最近はレンタル店でもなかなか見つからないので
残念プー

自己破産データ

ジャンルまで設定してたびたび自己破産関係の記事を掲載しておりますが，私は事務員ですので，債務整理が主要業務となります。そこで，経験上債務整理のお客様が気にされる事項について，何かしら情報をご提供できればと思い，定期的に掲載させていただいている次第です。

さて，今回は，人口面での自己破産データに焦点をあててみたいと思います。自己破産については，いまだ十分な共通理解を得られるには至っておらず，やはり，きわめて特殊なものと認識されている方がなお多くいらっしゃいます。

もちろん自己破産をすることにはある程度の不利益は伴いますし，しないで済むならしない方がいいと思われますので，慎重な判断をされるべきとは思いますが，不当な偏見によって拒んでも問題の解決に至ることはほとんどありません。

そこで，ですが，まず，この１０年の統計をみると，平成１０年の申立件数１０３，８０３人から漸増し，平成１５年の２４２，３７７人をピークに去年の１４８，２５２まで減少を続けております。合計すると１０年で１７０万人，１年あたり１７万人が新たに自己破産を申し立てている計算になります。

この１０年で１７０万人ということは，単純計算で７０人に１人くらいの割合で自己破産の１０年以内の自己破産の経験がある，ということになります。ここからさらに，通常は自己破産をしない未成年人口を引くと，５０～５５人に１人程度になると思われます。

さらに，これは自己破産のみの件数ですので，民事再生や任意整理，特定調停も含めると相当な数になるはずです。正確なデータはありませんが，私の経験上の割合から逆算すると４０人に１人くらいになるかと思います。ちなみにこれを前提にお隣の朝霞市を例に取らせていただくと，人口１２万８千人程度ですので，単純計算で３２００人くらいの方が債務整理をされている計算になります。

このように見ると，確かに自己破産をはじめ債務整理というのは日常的なものとまではいえませんが（まあ，日常的であっては困りますね）それほど特別なことでもないといえます。問題は適切な状況判断と手段の選択にあるように思います。

金曜シネマ倶楽部（ＤＶＤが本日発売だから，週末，観ようと思えば観ることができる１本）

「ベガスの恋に勝つルール」（２００８年）

先週の都々逸でも触れたが，年末ジャンボ宝くじが発売中。
昨日なんか大安だったもんだから，宝くじ売り場の前で「買えー，買えー」ってうるせーのなんの。

というわけでこの映画，スロットマシーンで大当たりを出して大騒動というドタバタコメディー。
傷心のキャリアウーマンと失業中のさえない男がラスベガスで偶然出会い，酔った勢いで電撃結婚。
翌朝，正気に返った二人は結婚解消を合意するが，スロットマシーンで３００万ドルを当ててしまったから，さあ大変。
賞金はどっちのものだ？
決着は法廷に持ち込まれる。
果たして結末は？

キャリアウーマン役にキャメロンディアス。
やはり彼女はシリアスものよりもコメディの方が良い！
（個人的には「マスク」（１９９４年）のキャメロンがお気に入り）

手に汗握る緊迫した法廷シーン（うそ）
お約束通りの結末は，この手の映画だから目くじらを立ててはいけない。
肩のこらないお気楽映画である。

ところで，もし宝くじが当たったらどうしようかな？（買わないけど・・）
（昨年の「あなたに降る夢」（１９９４年）の回のときと同じオチでごめんなさい）

自己破産：頼むなら弁護士？司法書士？

結論からいうと，新座志木法律事務所が弁護士の事務所である以上，
司法書士をお薦めするはずがないのですが，今回このテーマを選ぶに
至った経緯から入っていきたいと思います。

まず，ネットで検索していると，自己破産（もう少し広く「債務整理」）
に力を入れている司法書士さんがかなりいらっしゃるようです。

たとえば，ヤフーで「朝霞　自己破産」で検索すると，
最初のページの１～９位までは司法書士さんの事務所が出てきます。
なお，１０位は競売情報のサイト，我が新座志木法律事務所は，
弁護士の事務所としては一番上でしたがそれでも４ページ目です。

ちなみに「新座　自己破産」で検索すると新座志木法律事務所が
１位表示されます。これも私のSEO対策のたまものでしょうか。
しかし，「志木　自己破産」だと３位に表示され，上の２つはやはり
司法書士さんの事務所のサイトがランクしております。

で，これだけ司法書士さんががんばっていらっしゃる，ということは，
それ相応に依頼される方も多いのだろうな，と思って今回このテーマを
選択するに至ったわけです。

前置きが長くなりましたが，以下両者を比較してみたいと思います。
ちなみに司法書士は認定司法書士であることを前提にします。

１　まず，お客様が自己破産の手続きを依頼されて，
　　実際に自己破産を申立てるまでの間（概ね３～６ヶ月程度）は，
　　両者に　　ほとんど差はありません。

２　しかし，司法書士には地裁での代理権がないため，
　　申立後の手続きは基本的に自分でやる必要があります。
　　ここは司法書士もある程度サポートしてくれるのでしょうが，
　　実際に裁判所に行くのは自分１人ということになります。
　　これに対し，弁護士の場合も，依頼者本人が概ね１回か２回
　　裁判所に足を運ぶことになりますが，この際通常は
　　弁護士が同席しますし，裁判所との事務連絡等も弁護士が行います。

３　また，過払金が生じた場合や任意整理に切り替えることになった場合，
　　司法書士は１４０万円までしか代理権がないため，それを超える
　　過払いが生じた場合，自ら交渉や訴訟をしなければならなくなります。

４　一方，司法書士のメリットとしては，相場としては弁護士より
　　費用が安くてすむという点が考えられます。
　　しかしこれも，ピンキリで，司法書士より安くすむ弁護士も
　　たくさんいます。
　　また，たとえば，１４０万円以内の過払いでも，
　　１００万円の過払いが３件出たような場合，弁護士なら
　　１つの訴訟ですむところを司法書士では３つの訴訟を起こす
　　必要があるため，結果的に高くつく可能性もあります。

以上のような次第で，弁護士に依頼されることを前提に，
どの弁護士に依頼するか，というところは慎重に検討されて
いいと思いますが，弁護士にするか司法書士にするかで
迷った場合は，弁護士にすることをおすすめします。