since2008.11.6
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「純喫茶磯辺」(2008年)
「喫茶店」と聞いて頭に浮かぶのは,ショーケースの中のフォークが宙に浮いているナポリタンの食品サンプル 喫茶店のナポリタンは,なぜかうまい というわけでこの映画,どうしようもない喫茶店「純喫茶磯辺」(ナポリタンは無いようだ)を舞台に繰り広げられる奇妙な人間ドラマである この喫茶店の特徴は,悪趣味な内装,悪趣味な制服,そして出てくるピラフは冷凍食品という,これでもかというくらいのダメダメさ そしてこの作品自体の特徴は,登場人物にまともそうな人間がいないこと 不純な動機から「純」喫茶を始めるバツイチ男「磯辺裕次郎」(宮迫博之) 裕次郎の一人娘で嫌々ながら店を手伝う多感で生意気な女子高生「咲子」(仲里依紗) 裕次郎が惹かれる怪しい従業員「素子」(麻生久美子) さらに怪しい常連客(ミッキーカーチス,ダンカン,斉藤洋介・・・) ベースはコメディだが,裕次郎の別れた妻で咲子の母親の「麦子」(濱田マリ)がなかなか良い 個人的には,この作品の雰囲気は嫌いではない お気楽な気持ちで観るにはもってこいの一作 ただし,多くを期待することなかれ 以下,ネタバレっぽい追記 ところで,内容でひとつだけ気になっているところがある 「飲み屋で素子が磯辺親子に衝撃的な事実を告白するシーンがあるが,それは真実なのか,それとも咲子のためについたウソなのか」 そのあたりを明らかにしないところがこの映画の奥の深さか (それとも単なる深読みか?) PR |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
最新記事
(01/19)
(01/12)
(01/05)
(12/29)
(12/22)
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(11/06)
(11/07)
(11/11)
(11/14)
(11/19)
P R
フリーエリア
|