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「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(公開中)
「札幌ススキノのプライベートアイ(探偵)」を自認する探偵は,携帯電話を持たない主義 そのため,探偵に連絡をするには,行きつけのバー「ケラーオオハタ」に電話をするしかない というわけでこの作品,2年前に第1作が公開されたシリーズの第2弾である 探偵の友人が殺された 事件の背後には,地元の大物政治家の影が そして,探偵を襲う正体不明の集団 果たして,事件の真相は? ハードボイルドな要素満載で,格闘シーンも盛りだくさん 主演の大泉洋と松田龍平のコミカルな演技も前回同様楽しめる ただ,何となくもの足りなさを感じた 「もっと面白くできるような気がする」 果たして,次回作はあるのか 本作の興行成績,評判次第か ところで,この探偵と相棒の高田がやたらに強い これこそ「最強のふたり」じゃないのかな (前回参照のこと) PR
「最強のふたり」(2011年)
最近は,5月病は,新入社員や新入生だけのものではないらしい というわけでこの映画,気持ちが晴れやかになる現代のおとぎ話 頸椎損傷のため体が不自由な大富豪フィリップは,住み込みの介護者を募集していた そして,まったく介護の経験もなく,ただ失業保険の受給のためだけに面接に来ていたドリスを採用する 単なる大富豪特有の気まぐれと思われたが,フィリップのことを病人扱いしないドリスに対し,フィリップは次第に彼に信頼を寄せるようになる あまりにも出来過ぎのストーリーだが,実話に基づいているという 「大富豪だからこういうことが起こるのさ」 という冷めた見方もできるが,まぁ,素直に楽しんだ方が良いだろう 5月病の人に,おすすめである ところで,先日,国民栄誉賞のダブル受賞が話題になっていたが こちらは素直に受け止められなかったなぁ えっ,こっちも「最強のふたり」だって? そうなの?
「舟を編む」(公開中)
「アイアンマン3」(公開中)
前回,話題に出たこの作品 「アベンジャーズ」の戦い以降,精神的に不安定な状態のトニー そこへ,「マンダリン」なる人物による爆破テロが発生し,トニーはその新たな敵と対決することになる 紆余曲折あるも,事件は解決して,トニーも健康を取り戻し めでたしめでたし と,いたってシンプルなストーリーになっている 過去2作品に比べて,個人的には一番良い仕上がりに感じる お気に入りのグウィネスパルトローがシリーズ最大の危機的状況に陥るところがミソ 2Dと3Dがあるが,今回は3D吹き替え版を選択した (3Dだと字幕が読みにくいので) ロバートダウニーJRの素っとぼけた感じが,吹き替え版でも充分表現されていて高評価なり ゴールデンウィークにはもってこいの娯楽作品だ なお,今回もエンドロールの後にワンシーンあるのですぐに席を立たないようにご注意を! それと,現政権の憲法改正の動きにもご注意を!
「セブン」(1995年)
以前「ヒッチコック」をご紹介したとき,「『サイコ』をもう一度観たくなる」と書いたが,この作品も連続殺人が題材の重い映画 キリスト教の七つの大罪を示唆する死体が次々と見つかる 被害者は5人まで発見され,残りは2人 そして,七つの大罪が完成するとき・・・ 観終わった後のやるせなさ感は最大級 デヴィッドフィンチャー監督,参りました 定年を間近に控えたベテラン刑事役にモーガンフリーマン 彼のパートナーの熱血刑事役をブラッドピット その妻役をグウィネスパルトロー そして犯人役は,あのカメレオン俳優の・・・ 豪華な俳優陣と,とてつもなく重い結末 レンタルするときは,口直しの軽いコメディ映画も一緒に借りるべし 疲れているときや精神的に参っているときには観るべからず ゴールデンウィーク最終日には観るべからず そういう意味では,観るならゴールデンウィーク初日の明日かな ところで,グウィネスパルトローがピープル誌の2013年「世界で最も美しい女性」に選ばれたという この作品でも「恋に落ちたシェイクスピア」でも,グウィネスパルトローは「いいね!」 そういえば,彼女も出ている「アイアンマン3」は本日封切り 口直しはこれかな (ひょっとしたら,「アイアンマン3」の口直しも必要になるかもしれないけど・・・) |
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