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「リンカーン 秘密の書」(2012年)


スピルバーグ監督の新作「リンカーン」が本日封切りだという

というわけでこちらは「リンカーンはヴァンパイアハンターだった」という仰天設定の,昨年公開のリンカーン映画

少年時代に母をヴァンパイアに殺されたリンカーンは,復讐のため,ヴァンパイアハンターとなる
その後,大統領となったリンカーンは,アメリカ南部の奴隷制度とヴァンパイアが深く繋がっていることを知る
南北戦争で北軍を指揮するリンカーンは,果たしてヴァンパイアを討伐できるのか

あまりのバカバカしさに途中で投げ出してしまう危険性が高いのでご注意!
(と言っても,無理して最後まで観なければいけないという映画でもないが)

アメリカ人はこの映画を観てどう思うのだろうか
日本だったら,関ヶ原の戦いの西軍は実は天狗が支配していて,家康は天狗狩りの名手だったっていうようなことでしょ
あれ?意外に面白いかも
真田広之氏あたりが主演で

などと,観ているあいだ中,ずっとどうでもいいことを考えてしまう,そういう作品

この作品を観るような人は今日公開の「リンカーン」は観ないだろうし,「リンカーン」を観るような人はこの作品は観ていないと思う

「じゃあ,お前はスピルバーグ監督の『リンカーン』を観ないのか?」って?

観ないかも・・・




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「ヒッチコック」(公開中)


ヒッチコック作品の個人的ベスト3は
「めまい」
「裏窓」
「サイコ」

というわけでこの映画,「サイコ」撮影の舞台裏を描いた作品

映画監督としてすでに成功を収めていたヒッチコックは新作の題材を探していた
そして彼が取り上げたのは,実話に基づく連続殺人犯の物語
映画会社から出資を断わられたヒッチコックは,自宅を手放す覚悟で自ら費用を出して「サイコ」の製作に乗り出す

主演女優との複雑な関係についていろいろ取り沙汰されるヒッチコックだが,そこらあたりはサラッと流し,主に妻アルマとの関係に焦点を絞った内容になっている

そのアルマ役のヘレンミレンが良い
ヒッチコック役のアンソニーホプキンスの怪演に一歩もひかない力強い演技
素晴らしい女優だ

「サイコ」のジャネットリー役のスカーレットヨハンソンも上手い
しかし一番驚くのは,ジェームズダーシーが,容姿からしゃべり方から仕草からアンソニーパーキンスにそっくりなところ(必見!)

単体の作品としては決して傑作とは言えないが(失礼!)
ヒッチコック映画のファンは充分楽しめるだろう
そして,間違いなく「サイコ」をもう一度観たくなるに違いない

週末,借りに行こうっと




「オズ はじまりの戦い」(公開中)


子ども向けの春休み映画が花盛り

というわけでこの映画,有名な「オズの魔法使」のエピソード1のような作品

オズは移動サーカスの奇術師で鼻につくようなプレイボーイ
ある日,トラブルに巻き込まれたオズは,気球に乗って脱出するが竜巻に巻き込まれ不思議な「オズの国」にたどり着く
悪い魔女に支配されていた「オズの国」の住人たちは,奇術師のオズを救世主の魔法使いだと信じて彼に希望を託す
そして,悪い魔女との決戦の時が・・・

ジュディガーランド主演の「オズの魔法使」(1939年)に対する敬意が随所に見られ,監督サムライミの意気込みを感じる
ストーリーはもの足りなく感じるかもしれないが,ファンタジー映画だから仕方ない
同じく「オズの魔法使」の世界を描くミュージカル「ウィキッド」の方が大人向きだろう

何となく,ディズニーランドの新しいアトラクションのために作った映画という感じも否めない
(既に実際にあるのかな?)

ともかく,春休み映画としてそこそこ楽しめるだろう

ところで,本日,プロ野球が開幕する
こちらも「はじまりの戦い」だ
(「戦いのはじまり」かな)

今年も
「がんばれ!スワローズ」


「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(公開中)


「どんどん良くなる法華の太鼓」という言葉があるが
逆は何て言うんだろう?

というわけでこの作品,「ダイ・ハード」シリーズの最新作である

ロシアで息子が拘束されたことを知ったマクレーンは,ロシアに向かう
そして息子が出廷した裁判所が爆破され,またまた騒動に巻き込まれるという内容

とにかくストーリーが粗い
そして食傷気味のカーチェイスと銃撃戦が延々と続く
気の利いたセリフも少なく,シリーズ末期にありがちなトホホ感が満載である

第1作は傑作だったのになぁ

観終わった後,悲しい気持ちになるかもしれない
観終わった後,きちんとした映画が観たくなるかもしれない
でもきちんとした映画って,最近少ないんだよね

ハリウッドの脚本力はどうなっちゃったんだ?
えっ?もともとこんなもんだったって?
安易な続編が作られすぎなんだよ
えっ?それも今に始まったことじゃないって?
そりゃそうだ

ところで,ジョージルーカスの手を離れたスターウォーズの新シリーズは大丈夫かなぁ
良い意味で期待を裏切って欲しいものだ



「アウトロー」(公開中)


「アウトロー(outlaw)」とは,法律を無視する人のことで
仕事柄,接する機会が多い

というわけでこの作品,トムクルーズ主演のアクション映画である

白昼の街中で,5人が犠牲になる無差別射殺事件が起こる
現場に残された指紋から容疑者が逮捕されたが
権利放棄書に
「ジャックリーチャーを呼べ」
とだけ書き,事件については何も語らなかった

そしてトムクルーズ演じるジャックリーチャーが現れて真相を解明し
事件を解決するという,お馴染みの展開

本作の特徴は,解決の仕方がこれまでのトムクルーズ作品とは少し異なるという程度
良い意味でも悪い意味でも裏切らないのがトムクルーズ映画

本作は原作ジャックリーチャーシリーズの9作目らしい
映画のシリーズ化の話もあるらしいが,そこそこヒットするのだろう

などと,ずいぶん冷めた感じに書いているが
今読んでいる本は,原作ジャックリーチャーシリーズの第一作「キリング・フロアー」

充分はまってるじゃん

ところで,アウトローがカッコ良いと思っている人は多いが
思っているだけなら良いが,「アウトロー」を実践してしまうのはいただけない
仕事でお会いしなければならなくなるから






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