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「南極料理人」(公開中)

今,遅い夏休みで北海道の富良野に来ている

というわけでこの映画,北海道の比ではない極寒の地,南極の観測所が舞台

約1年間そこで暮らす8人の男たちの過酷な生活を淡々と描くヒューマンドキュメンタリー・・・
・・・のような始まり方をするが,実は始めから終わりまでシリアスな場面はない

「食」を中心に繰り広げられるひたすらコメディーである

と言っても,爆笑シーンもない
「ツッコミ」で笑わせるのではなく,「間(ま)」で笑わせる
クスクス笑いの連続という,シュールな作品なのだ

観測所所長役のきたろうの不思議な演技がずるい
ラスト近くの長回しの食事シーンでは,おそらく本当に言い間違ってしまったのでないだろうか,という場面あり

大きな事件も起こらず,淡々と物語が進んでいく癒し系(?)映画


注 以下,ネタバレあり

映画の途中で,登場人物の誰もが「ある言葉」を発しないことに気づく
そして,ラストに主人公が一言その言葉を発すると,映画が終わる
なかなかの演出

お勧め!

ところで,今日はこれから旭山動物園に行って癒される予定

ミーハーだなぁ
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「ナイト ミュージアム2」(公開中)(2009年)


夏休みだから仕方がないが,子供向けの映画だらけである
というわけでこの映画,子どもは大喜びだろう

日没とともに,博物館の展示物が動き出すという設定は前作通り
ただ今回は,その規模が大きくなっている

そして,いろいろな映画の要素が詰まっている
絵画の中の世界も動き出すというのは,「ハリーポッター」
地獄の軍団復活(?)は,「ハムナプトラ」
「スターウォーズ」や「タイタニック」などの小ネタも満載

一応,善玉悪玉に分かれて戦うが,「トムとジェリー」並みのゆるさ
設定の辻褄も合っていないような気がする

では,つまらないのかと言えば,さにあらず
そこそこ楽しめる

ヒロイン役のエイミーアダムスはキュート
そして,ロビンウィリアムズの相変わらずズルイ演技

携帯電話誕生の秘話(!)も盛り込みながら
コンパクトに2時間弱にまとめたコメディの小品

夏休みだからいいでしょ,こういうお気楽な映画も

「築地魚河岸三代目」(2008年)


先日コンサートに行った「サイモン&ガーファンクル」の音楽でお馴染みの映画「卒業」
教会の結婚式から花嫁を奪って逃げるラストシーンは有名

というわけでこの映画,そんなシーンをちょっぴり思い出すかも
(落語好きの人は,伊東四朗と柄本明がからむシーンで「笠碁」を思い出すかも)

サラリーマンの赤木(大沢たかお)は,入院中の父に代わって魚河岸を手伝う恋人の明日香(田中麗奈)を偶然見つけ,自分も魚河岸の仕事を手伝うようになる
ひと癖もふた癖もある築地の人々と接しながらだんだんと築地を好きになっていく赤木は,ついにある決断をする・・・

明日香と英二(伊藤剛志)のシーンは泣かせる

笑いあり,涙あり,ドタバタあり
松竹お得意の人情コメディである

「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」の次のシリーズはこれか?
「お盆休みは,寅さん映画!」だった人にはお勧め!


追伸
「男はつらいよ」に2回マドンナ役で出演した大原麗子さんが亡くなりました
ご冥福をお祈りします
久しぶりに第22作「噂の寅次郎」を観てみようかな

面白いんだ,これがまた

「キャノンボール」(1981年)


ホンダに続いてBMWもF1から撤退するという

というわけでこの映画,F1とは異なり,公道を使ってアメリカ東海岸からカリフォルニアまで大陸横断するという違法レース「キャノンボール」を舞台に繰り広げられるドタバタコメディー

オールスターキャストである

先日,惜しくもなくなった「初代チャーリーズエンジェル」のファラフォーセット

バートレイノルズ,ピーターフォンダ

フェラーリに乗るサミーデイヴィスJrとディーンマーチンの爆笑コンビ

スバルに乗るジャッキーチェンとマイケルホイ(MrBoo)の日本人コンビ(日本人じゃないのに)

そして,初代ボンドカーのアストンマーチンDB5に乗るロジャームーア(スパイ役で登場し,劇中,ショーンコネリーと間違われる)

マイケルホイとロジャームーアの二役を広川太一郎氏が吹き替えしているのは圧巻

内容はないが楽しさ満点である

キャノンボールのテーマが流れ,ランボルギーニカウンタックが疾走する冒頭のシーンは,クール!

暑い夏にはお奨めである

「K-20  怪人二十面相・伝」(2008年)


以前(今年の4月10日),「蝉しぐれ」をご紹介したとき,まったく触れられなかった主演の市川染五郎
その罪滅ぼしということで,今回は染五郎の妹,松たか子出演のこの作品

映画の舞台は第二次世界大戦で敗戦しなかった日本という仮想世界
どこか懐かしく,どこか怪しげな風景描写
雰囲気はたっぷりである

世間を騒がせている怪人二十面相は,いったい誰なのか?

主演は「レッドクリフ」で活躍中(?)の金城武
明智探偵役は仲村トオル
そして,とぼけた令嬢役に松たか子

松たか子が良い
この手の役をやらせたら,彼女はピカイチだ
「隠し剣 鬼の爪」よりもこちらの方がよい!

物語の結末は予想通りといった感じだが,それなりに楽しめる
ただし,「ミッション:インポッシブル」と同様の後味の悪さあり(軽くネタバレ)

ところで,後味が悪いと言えば「かい人21面相」は誰だったんだろう?

えっ,お若いの
その事件知らないって?


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