忍者ブログ
[39] [40] [41] [42] [43] [44] [45]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「007慰めの報酬」(公開中)

現ジェームズボンド役のダニエルクレイグと,前ボンド役のピアースブロスナン(同じく公開中の「マンマ・ミーア!」)の新旧ボンド対決の軍配は?(09/1/2の当ブログの続き)

本作品は,映画としては及第点だが,007映画としてはどうだろう?
おそらく,制作サイドとしては,前作「カジノロワイヤル」に引き続き「新しい007は徹底的にハードボイルド路線で行くぞ!」ということなのだろう

しかし,それなら007映画じゃなくていいじゃん
違うシリーズを作りなさいよ
というのが率直な感想である

「おまえはゴルゴ13か!」っていうくらい,ダニエル・ボンドは笑わない
映画の初めから終わりまでずーっと辛気くさい顔で,ひたすら一所懸命である
観ていて疲れる!

007映画って,原爆盗んで全世界を脅迫したり,ソ連とアメリカを仲違いさせて第三次世界大戦を起こさせようとしたり,スペースシャトルを盗んで全人類の抹殺を謀ったり,金(ゴールド)の値段をつり上げて大もうけを企んだり,まったくもって荒唐無稽な悪事を,たった一人の男が超人的な活躍で解決する(しかも洒落っ気たっぷりに)という,ある意味で「スーパーマン」と同じジャンルの映画だったはずである

つまり,観終わって「あーおもしろかった,でも,あんなことあるわけないよね-」っていう映画だったはずである

ところが,近年の007映画は違う
荒唐無稽ではなく現実にありそうなことを,一所懸命な男が現実的な手段で地味ぃーに解決していくという過ぎたリアリズムが,これまでの007映画を楽しんできた古いファンを戸惑わせているのだと思う

ジェームズボンドのテーマと共に銃口が横に流れるお馴染みのシーンから映画がスタートしないことに大いに不満(前作はそれなりに意味があったから許容できるが・・・)

ショーンコネリーの1作目「ドクター・ノオ」,ロジャームーアの1作目「死ぬのは奴らだ」にも出ていなかったから前作「カジノロワイヤル」に出ていなくても次は出てくるだろうと期待していた秘密兵器調達係(Q近年はR)が今回も出ておらず,ハードボイルド路線から削除された感に大いに不満

とまあ,ダニエルクレイグに文句はない(ボンドが金髪でも構わない)が,007映画としては納得がいかない

というわけで,新旧ボンド対決は,「マンマ・ミーア!」でお気楽演技を楽しんでいたピアースブロスナンに軍配を上げよう!
注 歌唱力は審査の対象外

追伸
とはいえ,映画「マンマ・ミーア!」のメリルストリープは,ミスキャストの感が否めない(ベットミドラーでどう?)
五東由衣(ドナ役)の方が断然うまいと思う

というわけで,急遽,明日,二度目のミュージカル版「マンマ・ミーア!」(劇団四季)を観に名古屋まで行くことにした!
1階の一番後ろの席だけど,気分は「ダンシング・クイーン」アーンド「ギミー!ギミー!ギミー!」なのだ

PR

「お葬式」(1984年)


今月18日に父が亡くなり,お葬式を出した
実際に自分が施主を経験してからこの作品を観直してみると,以前とは違った印象を受ける
どう違うのかを説明するのは難しいが,運転免許を持っていなかった頃の助手席の乗り心地と,自分も免許を取った後の助手席の乗り心地との違いに似ているといえる

お通夜のシーンが良い

伊丹十三監督の映画は基本的にはエンターテイメント作品である

「お葬式は映画にしづらい」と言うが,「男はつらいよ」シリーズの中でも傑作と言われる第8作「寅次郎恋歌」でもお葬式が重要な要素になっている
対極にあるからこそ,お葬式はコメディと結びつきやすい

コメディではないが,アカデミー賞候補になった「おくりびと」(2008年)を週末にでも観てみよう

ところで,本作品に郵便配達員役で井上陽水がでているのだが,まったく分からない
「お元気ですかー」って言ってくれれば分かるのに(古いネタだな)

「大いなる陰謀」(2007年)

某国指導者の後継者決定情報の流出は何かの陰謀か?
というわけでこの映画,「この邦題をつけたこと自体が陰謀か?」と思われるほど題名と内容がそぐわない(ちなみに原題は「LIONS FOR LAMBS」)

主演がトムクルーズ,ロバートレッドフォードと来れば,邦題と相まって「派手なアクション映画か」と思わされる
確か予告編もアクション映画っぽく宣伝していたような気がする

しかし,本作はアクション映画ではない
強いて言えば,ディベート映画である

誰に共感するか?
誰にも共感できないか?

監督もロバートレッドフォードだから,彼に共感すべきなのか?
確かに彼,若い頃,明日に向かって撃ってましたよ,ポールニューマンと一緒に
でもねぇ

内容を紹介しないので,何のことだかさっぱり分からないでしょ
でも,観てもさっぱり分からないかもしれない,そんな映画

「オペラ座の怪人」(2004年)

うちの事務所名(新座志木法律事務所)の誤変換には「二位座敷」とか「新座式」があるが,今年来た年賀状に「新座四季」というのがあった
「お,劇団四季みたい」

~劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい~(未見)

というわけで予習のつもりでこの映画版「オペラ座の怪人」(レンタル)を初めて観たところ

「ん?・・・」だった

かなりのショック
「映画館で観なかったからだろうか」
「あまりにも有名な作品なのでハードルを上げ過ぎていたためだろうか」
「お正月に,ボケーッと観たからだろうか」
ともかく
「ん?・・・」だった

今年はミュージカルにはまりそうな予感だったが,冷水を浴びせられた感じ
舞台版(大阪志木,違った,大阪四季劇場)を観に行くべきだろうか?やめようか?
どうしよう

ところで,大学生の姪が「去年,オペラ座の怪人の舞台を観た」と言うので
「大阪まで行ったんだ?」と聞くと
「NYの」だって
 
「マンマ・ミーア!」(2008年)

昨年末の12月27日に名古屋で劇団四季のミュージカル「マンマ・ミーア!」を観た
あの「アバ」の曲で物語が進んでいくという異色(?)作
「オリジナルの歌詞を日本語に訳したらどうなっちゃうの?」
と危惧していたが,なんのなんの

面白い!

「ダンシング・クイーン」「ギミー!ギミー!ギミー!」などお馴染みのナンバーが次々と繰り出される
「マネー,マネー,マネー」なんか「スゴイねっ!」
そして会場大盛り上がりのカーテンコール

大満足!

というわけでこの作品,ミュージカル「マンマ・ミーア!」を映画化したもの
日本公開は1月30日だから,まだ観ていない

主演はメリルストリープ,ピアースブロスナン
5代目ジェームズボンドがギリシアの小島で大活躍(?)
007の最新作「慰めの報酬」が1月24日公開だから,今月はさながら「新旧ボンド対決!」

果たしてどちらに軍配が上がるか?
今から楽しみ




忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/12 夏川賀央]
[12/13 中川賀央]
[10/19 マチベン]
[10/17 中川賀央]
[08/11 indipapa]
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
フリーエリア