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謹賀新年


「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(公開中)

 
強かったなぁ,東洋大
5区の柏原にトップでタスキを渡したら,そりゃ逆転は不可能でしょ

というわけでこの映画,不可能なミッションを遂行するスパイの活躍を描くシリーズの最新作

IMF(Impossible Mission Force)のエージェントのイーサン(トムクルーズ)は・・・?

第1作でテレビシリーズ「スパイ大作戦」のファンから大ひんしゅくを買ったこのシリーズも,この作品で4作目
トムクルーズの超人的な活躍も,派手なアクションも,観た後ストーリーを思い出せない作風も健在
「そんな馬鹿な」と思いながらも十分楽しめる痛快娯楽作品のお手本のような映画

頭をからっぽにして,お楽しみあれ!
 
今年もよろしく




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「マネーボール」(公開中)


日本シリーズはホークスの優勝で幕を閉じ,来年の開幕までプロ野球はお預け

というわけでこの作品で楽しもう
メジャーリーグの内幕を垣間見ることができる佳作である

アスレチックスのGM(ゼネラルマネージャー)のビリーは,チームの有力選手を次々と引き抜かれ,チーム作りの基本理念を変える決意をする
それは,これまでの野球界の常識を破る画期的な理論の採用であった
果たして,アスレチックスの運命やいかに!

まるで将棋の駒のような扱いに,プロのスポーツ選手は大変だなぁとつくづく思う

しかし,元ドラゴンズ監督の落合氏も言うように
「そういう世界で生きている」
ということなのだろう
そしてそういう厳しい世界だからこそ,ファンは野球場へ足を運ぶのだろう
真剣勝負を楽しむために

だから日本シリーズの最中に邪魔して欲しくなかったなぁ
読売さんよ

この映画を観て,ますます思う
日本でGMなんて肩書きやめなさいよ
実体が伴っていないんだから
ねぇ読売さんよ





「カウボーイ&エイリアン」(公開中)


安愚楽牧場が民事再生から破産手続に移行したらしい

というわけでこの作品,タイトルに「カウボーイ」と付いているが,主要な登場人物にカウボーイらしき人物は見あたらない
「まぁ,西部劇の世界が舞台ということで」くらいの意味か

アメリカの荒野に,腕に奇妙な装置をはめた男が倒れている
その男(ダニエルクレイグ)は,自分が誰かも分からない
近くの街まで行き,そこで一悶着おこしたところで
突然,未確認飛行物体が現れて・・・

荒唐無稽の極みなのだが,作品全体の雰囲気はいたって真面目
(というか,くそ真面目)
主演のダニエルクレイグもハリソンフォードも真面目にお芝居をしている
ダニエルクレイグは,007映画と同様,苦虫をかみつぶしたような表情に終始しているし,ハリソンフォードは,インディジョーンズやスターウォーズの時のような軽快さをまったく見せない

この荒唐無稽な設定だったら,コミカルな痛快娯楽作品にしてもらわないと観客が戸惑ってしまう
そうかと言って,ウイルスミスやトミーリージョーンズが演じてしまうと新鮮味がないかもしれないが,そっちの路線で良かったのではなかろうか

結局のところ,基本は西部劇だと思った方が良い
スピルバーグがつくる西部劇だから,「未知との遭遇」っぽくなるのは仕方がないか?
それとも,人種差別等の問題で,敵役をインディアンからエイリアンに変えたというところか?
確かに「カウボーイ&インディアン」では,今の時代,お客さんは入らないだろう
へんてこなフォークダンス映画みたいだもの

まぁ,へんてこ具合では,この映画も全然負けてはいないけどね






 

「ゴッドファーザーPARTⅢ」(1990年)


秋の夜長のゴッドファーザー特集の最終回

老境にさしかかったマイケルは犯罪の世界から足を洗い,ファミリーの後継者に甥のビンセントをすえることに
しかし,新たな抗争が勃発し,マイケルに人生最大の悲劇が・・・

ビンセント役のアンディガルシアが瑞々しい演技を見せ,アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる

しかし,悲しいかなアルパチーノ,この作品ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートすらされなかった
(その代わりと言っては何だが,この年「ディックトレイシー」で皮肉にもギャングのボスという似たような役で助演男優賞にノミネートされる)

シリーズ全作品に出演したのに,賞レースでは報われなかったアルパチーノ

しかもこのブログで,同じく全作品に出演したダイアンキートン演じるケイの目線で全作品を観直せとまで言われる始末

可哀想なマイケル,可哀想なアルパチーノ

いずれ,アルパチーノ特集をやるから許してね
(たぶん,やらない)






「ゴッドファーザーPARTⅡ」(1974年)


前回このブログで,「秋の夜長の三連休に,一気に3作品を制覇してみる?」
と書いたが,自分で実行してしまった

偉大な父ヴィトーを失ったマイケルは,ファミリー存亡のための戦いを続けている
しかし,父と違い,次第に孤独になっていくマイケル
そんな中,妻ケイのある決断がますますマイケルを追い詰める
ファミリーのために戦ってきたマイケルだが,皮肉にも次々と家族を失っていく
そしてついに,マイケル自らが家族を失わせるある命令を下す
これから先ずっと彼を苦しめ続けることになる命令を・・・

苦悩するマイケルと,偉大な父ヴィトーの生い立ちを交互に展開させる斬新なアイデア
コッポラ監督,すごいぜ!
まさに映画の中の映画である
(前回も同じこと書いたな,たしか)

若き日のヴィトーを演じたロバートデニーロの芸達者ぶりを堪能すべし
(彼,マーロンブランドの口調から何からを見事に演じきっている!)
作品の性質上仕方がないが,マイケル役のアルパチーノを完全に凌駕している
実際,デニーロはアカデミー賞助演男優賞を受賞しているが,アルパチーノは主演男優賞を逃している
(ちなみに,第1作の「ゴッドファーザー」では,マーロンブランドが主演男優賞を受賞)

頑張れ,アルパチーノ!
君には,「ゴッドファーザーPARTⅢ」がまだあるぞ
次回に続く
(えっ,次回もゴッドファーザーなの?)






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