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「刑事コロンボ 別れのワイン」


先日,ピーターフォーク氏が亡くなった
享年83だという
ピーターフォーク氏と言えば,やはり「刑事コロンボ」である


この「別れのワイン」を,シリーズ最高傑作に挙げるファンも多い

犯人の巧妙なアリバイを,ネチネチと突き崩していくコロンボ
そして,犯人自身のある行動が決定的な一撃となる


将棋対局のテレビを観ていると
「あれ?もう投了しちゃうの?本当に詰んでいるの?」
ということがある


この作品も,実は,そういうきらいがないでもない

しかし,プロットの曖昧さを吹き飛ばしてあまりある犯人とコロンボとのやりとりの妙
単なる謎解き推理ドラマではない「刑事コロンボ」シリーズのひとつの完成型がこの作品


犯人のエイドリアン役のドナルドプレザンス氏が上手い
実はこの人,「007は二度死ぬ」でボンドの宿敵ブロフェルドも演じているのでびっくり
そして,いつにもましてすっとぼけていながら確実に犯人を追い詰めていくピーターフォークの迫力

確かに,見応えのある一作である
ファンが最高傑作に挙げるのも頷ける


ちなみに,以前もこのブログで発表したが
個人的な「刑事コロンボ」ベスト3は
「忘れられたスター」
「溶ける糸」
「歌声の消えた海」
そして
「祝砲の挽歌」
って,4つじゃん(以前と同じボケ)


先週の日曜日,勝沼へ行ってワインを1本買ってきた
そしてその夜,この「別れのワイン」を観て,ささやかながらピーターフォーク氏を追悼した
もちろん,ワインを飲みながら



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「X-MENファースト・ジェネレーション」(公開中)


暑くなってくると,つけ麺が食べたくなる
というわけで,Xメンの最新作である
(またダジャレか)


シリーズものの設定を遡って最初の物語を描く,いわゆる「ファーストもの」である
スターウォーズで言えば,「エピソード1ファントムメナス」
バットマンで言えば,「バットマンビギンズ」
スタートレックで言えば,2009年公開の「スター・トレック」
そしてつけ麺,じゃなくて,Xメンのファーストものがこの作品


好みの問題でもあるが,この「ファーストもの」は嫌いではない

「シリーズでお馴染みのあの登場人物は,どのようにしてそうなったのか」
それが無理なく描かれていると,そのシリーズのファンとして満足感が得られる


実は,スターウォーズの「アナキンからダースベイダー」は違和感があった
(要するに不満)

さてこのイケメン,じゃなくて,Xメンではどうか
プロフェッサーXとマグニート-の関係が無理なく描かれていて,非常に満足である
そしてストーリーも映像もとてもよくできている
シリーズでお馴染みのあのキャラクターが,ワンシーンだけ登場するお楽しみもある


Xメンシリーズを観てきた人はもちろん,そうでない人も

ぜひお勧メン

(くどかった?ごメン)


「アジャストメント」(公開中)


「なんだかよく分からないけど,とりあえずその設定の中できちっと着地してくれれば,それでOK!」
というのが,近未来ものやSF作品が及第点かどうかの個人的な基準


というわけでこの作品,人の運命というのは実は「議長」が決めたもので,そのシナリオ通りにいかないと,調整(アジャストメント)局が人知れずアジャストメントしているという設定

「議長ってだれ?」というのは,あまり問題ではないらしい
上院議員を目指すデヴィッド(マットデイモン)は,二度と会わない「運命」だった女性と通勤途中のバスで再会する
調整局は,彼とその女性がこれ以上会わないように必死にアジャストメントする
その理由は何なのか?


「それだけの能力を持ちながら,なぜ阻止できない?調整局よ!」というツッコミ必至
また,「マトリックス」のパクリのようなシーン満載


なんだかよく分からないのは,この手の映画だから仕方がない
へんてこな設定も,認めよう
しかし,きちっと着地してくれないと
観ているほうは,コマンド-
(4週前の悪評高きオチより)


そういう意味では,「マトリックス」や「トータルリコール」は良く出来た映画だったと,あらためて思う

結局,脚本段階で,きちっと着地するための調整ができなかったということかな
映画作りは難しいね

 


「ジュリエットからの手紙」(公開中)


関東地方が梅雨入りし,なんとなく気持ちも曇りがち

というわけで,せめて気分だけでも晴れやかになりたいときにぴったりのこの作品

記者志望のソフィは,フィアンセとのプレ・ハネムーンでイタリアのヴェローナにやって来た
そこは,「ロミオとジュリエット」の舞台となった町
ジュリエットの生家には,ジュリエット宛の恋の悩みの手紙が全世界から届き,「ジュリエットの秘書」という女性たちが,返事を書いている
彼女たちの手伝いをしていたソフィは,偶然,50年前に書かれたジュリエット宛の手紙を発見する
そこには,恋をあきらめロンドンに帰るクレアという女性の気持ちが綴られていた
ソフィがその手紙に返事を書いて送ると,なんとかつての恋人を探すため,孫と一緒にクレアがロンドンからやってきた
そして,ソフィとクレアと孫のチャーリーの3人の,かつてのクレアの恋人探しの旅が始まる
果たして,50年前に別れた恋人は見つかるのか?


ソフィ役のアマンダセイフライトは,「マンマ・ミーア!」でソフィ(同名!)を演じていたが,ずいぶんと大人っぽくなっていた
来週公開の「赤ずきん」でも主役を演じているので,要チェック


クレア役のヴァネッサレッドグレイブが,ロマンティックな初老(?)の女性を好演

アマンダ演じるソフィ,美しい風景,そして,お望み通りの結末と,まるっきり「マンマ・ミーア!」を観ているようである

じめじめした梅雨の季節がほんの少し爽やかになる,そんな映画

ところで,本作品の題名から
平尾昌晃・畑中葉子の「カナダからの手紙」が思い浮かんだら
かなりの手練れといえよう
(よく分からないけど・・)


「コマンドー」(1985年)


最近,シュワルツェネッガーが大変らしい

というわけでこの作品,「ターミネーター」で悪役を演じた彼が
今度は正義の味方(?)となって不動の人気を確立した出世作
(ただし荒唐無稽度100%!)


精鋭部隊(コマンドー)を退役した元軍人のメイトリックスは,一人娘のジェニーを誘拐され,「娘の命を助けたかったら,某国大統領を暗殺せよ」と脅迫される
(むちゃぶりにもほどがある)
誘拐グループの監視の目をかいくぐり,離陸中の航空機から脱出したメイトリックスは,娘の救出に向かう
猶予の時間は,航空機が目的地に着くまでの数時間だ


あとは,メイトリックス役のシュワルツェネッガーの大暴れシーンが続く
敵方の弾丸はまったく当たらず,シュワルツェネッガーの攻撃は百発百中!


シュワルツェネッガーの輝かしい栄光へのスタートが切って落とされた記念すべき作品である

カリフォルニア州知事も務めて,次は大統領選かと思われた矢先の隠し子騒動に
さすがに無敵の彼も


困んどー

って,酷すぎるなこりゃ


ごめんなさい



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