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「ゴッドファーザー」(1972年)


今月1日に東京都暴力団排除条例が施行された
その日に,この作品を無料放送していたWOWOWはすごい

というわけでこの作品,言わずと知れたフランシスコッポラ監督の傑作
まさに映画の中の映画である
DVDボックスを持っていて,何度も観たことがあるのに
テレビをザッピングしていてワンシーンでも観てしまうと
とたんに「かっぱえびせん」状態
もうやめられないとまらない
である

内容は,アメリカのマフィアの抗争劇
ファミリーのドンであるヴィトーコルレオーネ(マーロンブランド)が襲撃され,ニューヨークのマフィア間の均衡が崩れる
血の気の多い長兄ソニー(ジェームズカーン)は報復を主張し,ファミリーの相談役トム(ロバートデュバル)は和解を主張
そんな中,もっともファミリーと距離を置いていた三男のマイケル(アルパチーノ)がある計画を提案し,抗争はますます激化する結果に
コルレオーネファミリーの行き着く先は?

個人的には,マイケルよりもその恋人ケイ(ダイアンキートン)の生き方が興味深い
本作,続編「ゴッドファーザーPARTⅡ」,そして,完結編の「ゴッドファーザーPARTⅢ」を,ケイの視点で観直してみると,また違った趣があるかもしれない

秋の夜長の三連休に,一気に3作品を制覇してみる?

大丈夫,条例にはひっかからないから








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「ゴーストライター」(公開中)


子供の火遊びを防ぐためのCR機能が付いていない使い捨てライターの販売禁止が今月27日から始まったという

というわけでこの作品,同じライターでも火を点ける道具ではなく文章を書く人のお話

元英国首相アダムの自叙伝を執筆していた男が死亡し,その後を引き継ぐことになった主人公(ゴーストライター)は,アダムが滞在している孤島へ向かう
自叙伝完成のため,アダム本人への取材や調査を進めていくうちに,国家的陰謀の影が現れてくる
前任者の死の謎,元英国首相に対する疑惑
果たして真相は?

冬の孤島を舞台にしたサスペンス調のストーリー展開は引きつけられる
作品全体の雰囲気も悪くない
しかし,オチの真相があまりにも途方もないので,しらけてしまうかもしれない
一番最後のシーンも,「どうかな?」という感じ

結局ダースベイダーを作ってしまったオビワン(「スターウォーズ」),狂気の侍従カメルレンゴ(「天使と悪魔」)など,ダメな役を演じてきたユアンマクレガーだから,この作品でもそういう結末なのか

あっそうそう,ゴーストライターが火遊びをするシーンもあるのでお楽しみに
(と言っても,それほど楽しめないんだけど)

大人の火遊びは裁判沙汰に及ぶ場合があるので,ご注意を!

「探偵はBARにいる」(公開中)


いわゆる「探偵もの」は,ストーリーが面白いものと,探偵自体のキャラクター(生き方)が面白いものに分類することができる(独断!御意見無用!)

前者の代表格が,シャーロックホームズや金田一耕助
後者の代表格が,フィリップマーロウや工藤俊作(知らないかな?「探偵物語」)

というわけで,この作品はどうやら後者の方を狙っているのではないかと勝手に思っている

北海道のススキノにあるBAR「ケラー・オオハタ」で,胃腸薬を服用して酒を飲み,オセロゲームをするのが好きな探偵が主人公
仕事の依頼はそのBARの電話にかかってくる
謎の女から不思議な依頼を受けた探偵は,そのために危険な目に遭う

と,定石通りの展開で,ラストもお約束通りの感は否めない
とすれば,探偵のキャラクターをもっと押し出すと良かったような気がする

探偵役の大泉洋氏は,シリーズ化されれば3作目あたりからこの役をものにしそうな予感
相棒兼運転手の大学院生を演じる松田龍平氏は,雰囲気があって良かった
この二人がからむシーンは,何か懐かしい古き良き時代の探偵テレビドラマを見ているようで楽しかった

次回作に大いに期待したい1本である

ちなみに
弁護士もbarにいる
(法廷を英語でbarという)
オセロゲームはしていないけど,白黒はっきりさせるようなことはしているかも・・

「シャレード」(1963年)


お恥ずかしい話,ケーリーグラントとジェームズスチュアートをよく混同する
どちらもヒッチコック映画の常連で,二枚目スター


というわけで「真夏のヘップバーン特集」第3弾は,そのケーリーグラントとヘップバーンという当時の2大スターが共演したこの作品

レジーナ(ヘップバーン)がスキー旅行からパリの自宅に帰ってくると,家財道具がすべて無くなっていた
そして,夫が事故死したこと,その夫が大金を横領していたことを知る
その大金を狙う見知らぬ男たちにつきまとわれるレジーナは,スキー旅行先で知り合ったピーター(ケーリーグラント)に助けを求める
しかし,そのピーターも何やら怪しい雰囲気が・・
果たしてピーターの正体は?


今回のヘップバーンは,未亡人ながら,ケーリーグラント演じる謎の男に積極的に恋のアタックをするというコミカルな役を魅力的に演じている

サスペンス色が強く,二転三転するストーリー,そして小気味よい鮮やかなラストと,本作品(監督スタンリードーネン)はヒッチコック映画とよく間違えられる
同じくヘップバーン主演の本格サスペンス映画「暗くなるまで待って」(監督テレンスヤング)もヒッチコック映画と間違えられることが多いが,ヘップバーンはヒッチコック映画には1本も出演していない


グレースケリーやキムノヴァクなど,どちらかというと美人好み(大人の色気)のヒッチコックゆえか
ヘップバーンは美人とか色気という感じではないから


オードリー,ごめん

何はともあれ
陳腐な言い方だが,ハラハラドキドキしたい人に
ぜひお勧めの1本!


ところで,冒頭の話に戻るが
この作品のスーツを着たままシャワーを浴びるシーンを観ても分かるように
ジェームズスチュアートに比べると
ケーリーグラントの方が洒落っ気があるかな
シャレードっていうくらいだから


ごめんなさい
(本日,2度目の謝罪なり)

 

「新Mr.Boo!アヒルの警備保障」(1981年)


知る人ぞ知る,香港の爆笑コメディ映画Mr.Boo(ミスターブー)

マイケル,サミュエル,リッキーのホイ三兄弟が繰り出すギャグの数々

そして,それを倍加するご存じ広川太一郎氏の掟破りの吹き替え

「またビリ,またビリ,どうしてビリ!」(感電中のセリフ)
「なかなか話せる心のお通じ浣腸無くても心はすっきり」(ストーリーにまったく関係なし)


劇中人物がしゃべっていないのに吹き替えをするという,広川節(ひろかわぶし)炸裂である

ストーリーも,「Mr.Boo!」シリーズの中では最も安定している

暑くて暑くてどうしようもないときに観たら
今でも爆笑できるかもしれない
それともお寒い感じがするのかしらん
(それならそれで良いか?)


DVDには吹き替え版も入っているので,観るならぜひとも吹き替え版で!

ところで,「Mr.Boo!」と言ってもドリフターズの高木ブーさんは無関係
もちろん,ヘップバーンも出ていません
念のため




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