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「探偵はBARにいる3」(公開中)


今年のお正月映画の興行成績はスター・ウォーズの圧勝とのこと
(個人的感想は、2回前のブログのとおりだけど)

というわけで、同じくシリーズ化されている本作品のご紹介

最北の歓楽街ススキノのプライベートアイ(探偵)は、相棒である高田の後輩から依頼を受ける
「いなくなった恋人を探してほしい」
単純な事件だと思い気軽に引き受けた探偵だったが、調査をしていくうちに事件は思わぬ方向へと向かう
そして・・・

シリーズ3作目である
毎回ヒロイン的な女性が登場し、
1作目は小雪、2作目は尾野真千子、そして本作は北川景子
この北川景子が、幸薄そうな女を好演していて、なかなか良い

また、田口トモロヲや松重豊といったシリーズお馴染みのバイプレーヤーが、期待を裏切らない演技を見せる
シリーズ作品は、観客が求める「お約束」のようなものを踏襲してもらうと安心して観ることができ、それなりに楽しめるものだ
「探偵物語」や「俺たちは天使だ」といった昭和の探偵ドラマの雰囲気を楽しませてくれるシリーズであり、個人的にはうれしく感じる

続編ができたら、また観に行くことだろう

それほど期待しないで観ることができる、そういう映画といえよう
(制作サイドはそうは思っていないだろうが)
そういう意味では、現代版「男はつらいよ」なのかもしれないな
お正月映画だしね

ところで、「横綱は居酒屋にいる3(人も)」の方は、スピンオフ作品の方が盛り上がっちゃって大変そうだなぁ
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「ギフテッド」(公開中)


いよいよ今年もあと3日

というわけで,今年最後のご紹介はこの作品

7歳のメアリーは,叔父のフランクと二人暮らし
彼女には数学の天才的な才能があり,学校では浮いた存在に
メアリーの才能に気づいた彼女の祖母でありフランクの母であるイブリンは,メアリーに特別な教育を受けさせることを主張
メアリーを普通の子として育てようとするフランクからメアリーを引き離そうとする
しかし,絶対にフランクと離れたくないメアリー
そして,メアリーの親権を争う裁判が始まり・・・

親子三代にわたる家族の確執を扱った物語なのだが,それぞれにそれなりの言い分があり,「本当の幸せとは何か?」を考えさせられる,見応え十分の内容である

しかし何と言ってもこの映画の最大の魅力は,メアリーの可愛らしさだろう
ハリウッドでは,子役で成功すると実生活が破綻する例が多いらしいが
メアリー役のマッケナグレイスがそうならないことを強く祈る

年末年始にほっこりした気持ちになれる佳作である

おすすめ!

ところで,本作と同じく親子三代にわたる家族の確執を扱ったスター・ウォーズ
エピソード1でアナキン役を演じた俳優は,大人になってから自動車の暴走運転で逮捕されて
「やっぱりダークサイドに落ちちゃったのね」
と笑えないジョークのネタにされているという

何はともあれ,来年もよろしく!
フォースとともにあらんことを!

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(公開中)


今年も残りわずか

というわけで,お正月映画の目玉と言われているこの作品

銀河系の独裁をもくろむファーストオーダーに抵抗する反乱軍
その最後の頼みは,伝説のジェダイの騎士ルークスカイウォーカー
しかし彼は,レイから渡されたライトセーバーを投げ捨ててしまう
ルークが隠遁生活に入った理由は?
そして,追い詰められた反乱軍に希望はあるのか・・・

「スター・ウォーズ」シリーズの最新作である

評価については賛否両論あるらしいが
個人的な感想は「今ひとつ」,要するに「否」である

前作の「フォースの覚醒」でも
「エピソード6(ジェダイの復讐)が台無しじゃん!」
という感想だったが,本作では
「エピソード4も5(帝国の逆襲)も台無しじゃん!」という感じ
「過去の作品の貴重な遺産をもう少し大事に使えば良いのに」と思ってしまう

シリーズお約束の台詞「嫌な予感がする」も無かったし・・・

これが,生みの親であるジョージルーカスの手を離れた結果なのか?
なんとなく悲しい気分になる

「最後のジェダイ」ではなく
個人的には「最後のスター・ウォーズ」となりそうな嫌な予感がする
「人生はシネマティック!」(公開中)


本日12月1日は,映画の日

というわけで,今日は映画でも観ませんか?

舞台は1940年のロンドン
ドイツ軍の攻勢により疲弊するイギリスの情報省は,国威発揚のための映画を作っていた
女性の視点を求められて映画の脚本チームに加わったカトリンは,才能を発揮し,数々のトラブルを乗り越えながらも映画は完成に近づく
しかし・・・

「人生はシネマティック!」という能天気な邦題は明らかなミスリードである

ハリウッド映画とは違い,いかにもイギリス映画らしい作りになっていて,コメディタッチだが戦時下でたくましく生きる女性を力強く描いていて見応えは十分だ

主役のカトリンを演じるジェマアータートンも良いが
ベテラン俳優ヒリアードを演じるビルナイがうまい!

映画の日にはもってこいの作品である

おすすめ!

「ドリーム」(公開中)


先日,米国大統領が来日した
(「YOUは何しに日本へ?」「ゴルフ!」)
彼が唱える米国第一主義は,白人至上主義グループに強く支持されているとのこと

というわけで,そういう時代だからこそ作られたのかと思われるこの映画

1961年のバージニア州にあるNASAの研究所には,打ち上げロケットに必要な計算をする黒人女性たちが臨時扱いで働いていた
そのひとりであるキャサリンは,数学に関して天才的な能力をもっていた
彼女は,その才能を認められて白人男性ばかりのオフィスに異動になり,理不尽な扱いを受けながらも,卓越した能力を発揮する
彼女の友人のドロシーやメアリーも,人種差別の壁に立ち向かいながら,自分の得意分野を活かしてたくましく生きていく
そして,彼女たちの夢を乗せたロケットが宇宙に飛び立つ・・・

実話に基づいたストーリーだという
「人種差別や男女差別の映画は,説教くさかったり暗かったりして苦手」という人もいるかもしれないが,この映画はそんなネガティブな雰囲気はない
声高に不平不満を訴えて差別と戦うという物語でもない

仕事も私生活も充実させて精一杯生きる3人の黒人女性の行動力,実行力が,観る者を清々しい気持ちにさせる

主役の3人の女性を演じる俳優もそれぞれ良いが
キャサリンの上司を演じるケビンコスナーが良い!
彼が言い放つ「NASAの尿は・・・」という台詞は,鳥肌が立つほどクール(かっこいい)!

陳腐な表現で恐縮だが,観た後にとても元気になる映画である

おすすめ!

有色人種がトイレやバスの座席まで差別されていたあの時代
そこに戻ってはいけないし,戻してはいけない
戻すことを推奨するような言動を,リーダーがしてはいけない
そうじゃないかなぁ?ドナルドさん


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