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「十二人の怒れる男」(1957年)


本日,裁判員制度一周年だという
というわけで遅ればせながらこの作品

舞台は,父親殺しの容疑をかけられた少年の刑事裁判の陪審室
少年に不利な証拠の数々に簡単に有罪の結論が出ると思われたが
一人の陪審員の無罪主張から評議は次第に白熱化する
そして,最後に十二人の陪審員が出した結論は・・・

最初に有罪に異を唱える陪審員役に名優ヘンリーフォンダ
いわゆる「大人」を演じることができる良い役者だ

ところで,フランスの古典演劇用語に「三一致の法則」というのがある

①時の一致(ひとつの芝居は一日の内の出来事でなければならない)
②場所の一致(芝居の場面はひとつの場所でなければならない)
③筋の一致(芝居はひとつの結論に向かってまっすぐ進まなければならない)

時の一致,場所の一致は,たいていの映画や芝居には当てはまらないけれど
(「24」は時の一致?観ていないから分からない)

本作品は,まさにこの「三一致の法則」に則っている希有な映画といえよう

夏の暑い日にクーラーをつけないで観たい1本
古き良きアメリカがそこにある

おすすめ!

なお,日本の裁判員制度は陪審員制度とはかなり異なるものなのでご注意!
別に注意しなくても生活にはまったく支障はないけど
(裁判員に選ばれなければの話)

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