屋根の上のミュージカル覚え書き（二兎を追う者・・・続編）

「劇団四季ソング＆ダンス　６０　ようこそ劇場へ」（１０月２２日「秋」劇場）

前回，「大丈夫か？劇団四季」と無責任に言い放ってしまったので

もうひとつの「ソング＆ダンス」であるこの作品を急遽観劇

結論から言うと，思っていたほど悪くない

「感謝の花束」と同様，前々回の「５５ステップス」の焼き直しが多いが

そこそこ楽しめる

ただ，常設の専用劇場での新作にも関わらず，生オーケストラではないというのはどういうことなのだろうか

（「感謝の花束」の方は全国巡業作品だから仕方がないとしても）

「６０周年記念」「感謝」と言いながら

「それはないでしょ！」

と思ってしまう

「アプローズ」（「５５ステップス」と同内容）の最後の決めのポーズで最前列のダンサーがコケてしまう残念なアクシデント

「ビー・アワー・ゲスト（おもてなし）」（「５５ステップス」と同内容）はお気に入りの楽曲なので良かったが，ここでも，ダンサーの一人が思いっきり転んでしまうハプニング

前回も指摘したとおり，「感謝」というコンセプト，この内容（過去の作品の焼き直し多数など），かつ，生オケではないことからしても

料金大幅割引にすべきだったのではなかろうか

両方の「ソング＆ダンス」を観た上で

やっぱり思う

大丈夫か？劇団四季