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「ジャッジ 裁かれる判事」(公開中)


つい最近,横綱が勝負審判のジャッジを批判したことが話題になった

というわけでこの映画,同じジャッジでも法曹界の方のお話

シカゴ在住の豪腕弁護士のヘンリーは,母の葬儀のため実家のあるインディアナ州に向かう
そこには,野球選手になる夢を絶たれた兄や発達障害のある弟,そして地元の判事を42年間務めていて長年ヘンリーとは絶縁状態の父ジョセフが暮らしていた
地元の居心地の悪さから母の葬儀を終えてそそくさとシカゴに帰ろうと飛行機に搭乗したヘンリーの携帯電話に,父ジョセフが警察に連行されたとの知らせが届く
父ジョセフが昨晩運転していた車に血痕とキズがついており,その血痕が車にひかれて死んだ男のものと一致したのだ
しかもその被害者は,かつて父が温情判決を下した後に殺人罪を犯した男だった
人を轢いた記憶はないと主張する父
現役判事に第1級殺人の嫌疑がかかる
果たして事件の真相は・・・

典型的な法廷劇ではなく,むしろ家族の物語である

ヘンリー役のロバートダウニーJrがうまい
父ジョセフ役のロバートデュバルは,かつて映画「ゴッドファーザー」でファミリーのコンシリオーリ(相談役)のトムヘイゲン役で社会の裏側で暗躍する弁護士を演じていたが,今回はまったく逆の厳格な判事役を好演している

劇中,父と子が「今までで最高の弁護士は誰だったか」という会話を交わすシーンは必見である

派手な展開はないが,久しぶりに映画らしい映画,大人の映画という感じだ

おすすめである!

ところで先ほどの「最高の弁護士」の会話だが
ロバートデュバル自身は「トムヘイゲンさ」
と思っているとか,いないとか

あれ?急に「ゴッドファーザー」が観たくなった

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