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「アメリカン・ハッスル」(公開中)


「日本のベートーベン」って!

というわけでこの作品,詐欺師が主人公の物語

詐欺師のアーヴィンと愛人のシドニーは,野心に燃えるFBI捜査官リッチーに
「捜査に協力すれば,罪を見逃してやる」
と持ちかけられ,カジノ利権に関する汚職事件の捜査に協力する
しかし,アーヴィンの妻の嫉妬によりマフィアに狙われるアーヴィン
果たしてその結末は?

1970年代後半に実際にあった事件に基づいているという

おとり捜査には,「犯意誘発型」と「機会提供型」の2種類があると言われている
「犯意誘発型」は,犯罪意思のない者にはたらきかけて犯意を生じさせて犯行に及んだ時点で逮捕するものだが,日本では,捜査機関が犯罪を作り出すことになるこの「犯意誘発型」のおとり捜査は違法とされている
ちなみに,「機会提供型」は,既に犯意を持っている者(例えば,違法薬物の売人など)に,その犯意が実現する機会を提供する(例えば,売人に「あるかい?」などと言って接触するなど)捜査方法をいい,適法とされている

本作のFBIの手法は,「犯意誘発型」のおとり捜査なので,その結末にしっくりこない人も多いだろう(特に,カーマイン市長に同情するのではないか)
そんなこともあり,作品の出来としては,あまりすっきりとしない印象だ

まあ,基本的に詐欺事件は,「騙される方も悪い」などと言われて,あまりすっきりしないものだが

え?「日本のベートーベン」って?

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