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「ジーザス・クライスト=スーパースター(ジャポネスクバージョン)」
(自由劇場にて公演中)



先月,本作品のエルサレムバージョンを観劇し(本ブログの2011/4/22でご紹介),
今回,2度目のジャポネスクバージョンである



最初に,ご提案から

この作品を観るなら,初めに「エルサレムバージョン」,次に「ジャポネスクバージョン」の順番に観るべし!
なぜなら,その方が「ジャポネスクバージョン」の演出のすごさを存分に堪能できるからだ


2年前にもご紹介したが,白を基調にした非常にシンプルな舞台と,5台の大八車が様々なシーンを表現する

「大八車が舞台装置!」
(え!大八車を知らないって? ヤホ-で調べてよ byナイツ)


そしてロックオペラの異名を持つこの作品の楽曲に
鼓や笛などの和楽器が効果的に使われている


そして登場人物は,隈取りをしているのだ

まさにジャポネスク!
外人受けを狙った奇抜な演出なのではない
これはオリジナルに負けないくらいのオリジナリティだ!


観るべし!

但し,はじめに提案したとおり,まずはエルサレムバージョンからどうぞ!
来月,アンコール公演があるので(7月5日から17日まで)
でも,その後,ジャポネスクバージョンのアンコール公演はないんだけどね
(やりませんか?浅利さん)


そうそう,下村尊則氏のヘロデ王が秀逸だったことを付け加えておこう


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「ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレムバージョン)」
(自由劇場にて公演中)



ちょうど2年前に名古屋まで行って観た,ジーザス・クライスト=スーパースター
そのときは,ジャポネスクバージョンだった


そして今回,ようやくエルサレムバージョンを観ることができた

このように,この作品は同じ内容で二つのバージョンがある

イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)の生涯を描いた内容で
「ロック・オペラ」という異名のとおり
エレキギターバリバリの異色のミュージカルである


まず,舞台にかなりの勾配がついていることに驚く
(手前から奥に向かってのぼっていく感じで)
そして,ほとんどセット転換はなく,見事なライティングでさまざまなシーンを表現している
この照明だけでも一見の価値ありだ!


これまでこの作品でユダ役を長年演じてきた芝清道氏が
今回はじめて,ジーザスを演じている
安定感抜群の歌唱力!


そして,その芝氏の後を見事に受け継いだ感のあるユダ役の金森勝氏

前回と違って休憩なしの1時間40分ぶっ通しになったが,結果的に良かったと思う

取っつきにくい作品ではあるが
ミュージカル好きなら必ず観ておくべき作品のひとつといえよう


おすすめ!
(5月7日までやってるよ)

そしてその後は,同じ自由劇場で,ジャポネスクバージョンも上演される
(当然,チケットは入手済み)


観たことがない人は,騙されたと思って観に行ってみて!
(但し,「本当に騙された」と思っても,当局は一切関知しないのでそのつもりで)



ミュージカル「アプローズ」~映画「イヴの総て」より~
(ティアラこうとう1月15日)



ここ数年,大晦日の恒例になっているダウンタウンの「絶対に笑ってはいけない」シリーズ(日本テレビ)
この番組で,もはやレギュラーの地位を確立した感のある前田美波里氏


同番組内での笑いの刺客としての威力は絶大だが,彼女の本来の姿はミュージカルスター

というわけで,前田美波里氏の本来の姿を確かめるために,江東公会堂(ティアラこうとう)へ行ってきた


本作は,以前ご紹介した(2010年12月10日参照)映画「イヴの総て」(1950年)を1970年にミュージカル化したもので,日本では1972年に越路吹雪氏で初演が行われたという,年代物のミュージカルである

内容は,いわゆるショービジネスの内幕もので,大女優マーゴと彼女を踏み台にしてスターの座に上り詰めるイヴ,この二人の女性の物語である

そしてその大女優マーゴを演じるのが,前田美波里氏である

舞台映えする容姿は,まさにミュージカルスター
ステージに「バラが咲いた」ようである


ミュージカルナンバーでは,下積みのダンサーたちがステージでの喝采を夢見て歌い踊る「アプローズ〈喝采〉」が秀逸である

年に数回しかやらない演目らしいが
「東京でたった1日だけの公演ではもったいない」


しかし,この1回のために役者は稽古を重ねることを思うと
ショーにかける情熱と,反面,ショービジネスの厳しさとを痛感する


だから素晴らしい作品に出会えたら,最高のアプローズを送りたい

ところで,昨年末の「絶対に笑ってはいけないスパイ24時」にて,前田美波里氏が熱演(?)した吉本新喜劇は,「アプローズ!」とはほど遠い出来で・・・
だからこそ,笑いの刺客たりえるのだが


今年の年末も,彼女には大いに期待したい



「サウンド・オブ・ミュージック」(10月31日四季劇場「秋」)


はるか昔,小学校の先生に連れて行ってもらって観たこの作品
当時は東宝ミュージカルで,マリア役は安奈淳氏,長女役は香坂みゆき氏だった
フォーリーブスの青山孝氏もでていた
こりゃ大昔だわ


さて,今回は劇団四季版の「サウンド・オブ・ミュージック」
あのアンドリューロイドウェバー氏が一枚かんで
今年の4月から公演中


ジュリーアンドリュース主演の映画で有名なこの作品
「エーデルワイス」「ドレミの歌」などお馴染みの曲が盛りだくさん


今回の四季版で特出すべきは,これまで権利関係で使えなかった
「ドはドーナツのド,レはレモンのレ」という歌詞が解禁になったことだろう
ペギー葉山さん,ありがとう
(ちなみに「55ステップス」では「ドアを開けましょう,レッスンの時間」という歌詞になっている)


芝居の世界では「子供と動物には勝てない」の格言があるとおり
子役がうまい
特にブリギッタ役(そもそも得役なんだけど)


内容は決して子供向きではないけれど,ぜひ子供たちに見せたい作品だ

30年前にこの作品に連れて行ってくれた志木第三小学校の先生へ
ありがとうございました!


「劇団四季ソング&ダンス55ステップス~ファイナル~」
(四季劇場「海」9月25日昼)



劇団四季55周年記念作品で,なんと3回目の観劇

1回目は,昨年3月,四季劇場「秋」にて
当時はまだ「ウィキッド」と「マンマ・ミーア!」しか四季作品を観たことがなかった
(当ブログの2009年3月20日参照)


2回目は,今年5月の地方公演,川口リリアにて
「舞台装置に限界があり,この作品の地方公演はもの足りない」という感想
(当ブログの2010年5月28日参照)


そこで今回,満を持しての専用劇場,東京凱旋公演である

仕掛けたっぷりの豪華な舞台装置が復活し,生バンドも再登場!
きらびやかな「宝石箱」に偽りなし


加藤敬二氏は,やはりうまい,キレがある,華がある
そして,早水小夜子氏の圧倒的な歌唱力!


ファイナル公演だからか,お客さんの入りが今ひとつ(失礼!)だからか
「キャッツ」のように,カーテンコールで出演者が客席に下りてきて握手をする
(今回は2階席の最前列だったが,そこまでやって来たヴォーカルの渡辺正氏に握手してもらった)


このブログでもご紹介しているとおり,四季作品も数々観てきたので,
3度目の今回はかなり楽しんだ
「おなかいっぱい,もう食えねぇ」

と言いつつ,もう一回行ってしまうかもしれないな,こりゃ
(派手なヴォーカルの芝清道氏の再登場を希望!)


千秋楽は11月21日
観るなら,急げ!



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