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「キャッツ」  (キャノン・キャッツシアター1月30日)


昨年4月に五反田ではじめて観て以来,2度目のキャッツ
本公演の舞台は,横浜
そして今回は,S回転席!
(以前「回転席=ジェリクルシート」と勘違いしていたが,別物だった・・)
ここは,最前列から4列目までの席で,開演前は舞台の奥に位置し,着席するには舞台の上を通って行く
そして,開演(オーヴァーチュア)と同時に円形舞台と一緒に半回転し,正面を向いたところで,本編スタート!

2列目49,50番という真っ正面の席だったので,大迫力!
舞台に近いので,猫たちの細かい表情の演技が楽しめる

それにしても,毎回思うのだが,踊りながら歌うのはすごい
(特に「マンゴジェリーとランペルティーザ」)

前回が左端の席だったので,今回は欲張って正面2列目の席にしたが,もう少し後ろの席の方が全体を見るには良いかもしれない
(5列目あたりか?)

カーテンコールでは,ジェニエニドッツ(おばさん猫)に握手してもらってご満悦

そして帰りはお約束の横浜中華街で食事をして,家に着く頃には夜空にきれいなお月様

今夜もどこかで「ジェリクルキャッツ」が生まれているかも

なんつって


~次回の観劇記は,アルゼンチンの女神?「エビータ」~
 

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「コーラスライン」(自由劇場10月22日)


今年の8月に,ブロードウェイ版「コーラスライン」をオーチャードホールで観た
(今年8月28日の本ブログ参照)
そして今回,劇団四季版である

まず,前から4列目の正面の席だったので,ど迫力!
ずらり17人のダンサーが横一列に並ぶのだが,視界に全員がはいらない
どうだろうか,やはりこの作品を観るのなら,もう少し後ろ方の席が良かったかもしれない
とはいえ,ど迫力!である


次に,シーラ役の増本藍氏である
ダンス10,ルックス10である
コニー役の青山弥生氏と並ぶと,1年前の「マンマ・ミーア!」のまさにドナ&ザ・ダイナモス(withoutドナだけど)を思い出す

そして,ザック役の加藤敬二氏
劇団四季ビギナーなので加
藤氏のダンスは初めて見たが
なるほど!


しかし,この作品
本当のオーディションをやっているみたいで,観ているこっちも緊張してしまい
休憩なしの2時間25分はきつい


観るからには万全の体調で望むべし
それだけの価値あり!


緊張から解放されたラストシーン「ワン!」のきらびやかな世界を存分に楽しもう!
そして,晩酌はキリン一番搾りで決まり
(って,またこのオチか)

~次回の観劇記は,横浜の新しい劇場で2度目の「キャッツ」(しかも今回はジェリクルシートで!の巻き)~


追伸
前回の覚え書きでご紹介した森重久彌氏が亡くなられました
ご冥福をお祈りします

 

「屋根の上のヴァイオリン弾き」(日生劇場10月24日「昼の部」)


実に,5回目の観劇である

1回目は,森繁久彌氏のテヴィエ(主役)だった
もう20年以上も前のことである
森繁版は,まさに「森繁節,全開!」
同氏の圧倒的な存在感
そして,増田喜頓氏,安田信氏,上条恒彦氏など名だたる名バイプレイヤーが脇を固め,まるで豪華客船のような贅沢な舞台だった

2,3回目は,西田敏行氏のテヴィエ
観客が抱いている「テヴィエ=森繁」という出来上がったイメージの払拭という厳しい状況のなかで
(「ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリー」という状況に似ていたかも)
「西田テヴィエはここが違う」という独自色を出そうという意気込みが感じられた
西田版は,頑固さを抑えた優しいテヴィエ像を描こうとしていたようである

そして,市村正親氏の登場である

前回初めて市村版を観たとき,まず視覚的な変化に驚いた
舞台の奥に「坂道」が設けられたのだ
この「坂道」は,まるで歌舞伎の「花道」のようである
この「坂道」のおかげで舞台が立体的になり,表現方法が豊かになり,役者の登場・退場が栄え,また,ヴァイオリン弾き役の絶好の居場所となった
そしてなんと,この「坂道」の下にオーケストラ・ビットが隠されているのだ
素晴らしい!
(「これで,最前列の客席にもお客を入れられる」という営業的なメリットも見過ごせない!)

市村版は,なんといっても楽しい

オープニングの「伝統(しきたり)」のシーンから,市村ワールドに引き込まれる
遅れてきて席につこうとする客をいじったりするのだが,これが軽妙!
この作品は,後半急速に悲劇色が強まるのだが,市村版は必要以上に湿っぽくならない
現代の気質に合わせているのかもしれない

今回は,前回にもまして楽しかった

仕立屋のモーテル役の植本潤氏が好演
この役は,前半は弾けた演技,後半は落ち着いた演技が要求される重要な役だが,非常に良かった

次女のホーデル役の笹本玲奈氏も良い

テヴィエの妻のゴールデ役の鳳蘭氏のど派手な演技はご愛嬌

市村氏はいろいろコチョコチョやっているので,是非,前の方の席で観るのがお勧め
ちなみに今回は,1階H列の5,6番という「神様サイド」のちょうど良い席だった
(「神様サイド」とは,劇中,テヴィエが神様に話しかける下手側の席のこと・・・と,勝手に言っているだけで一般的な呼び名ではないので注意)

今度はいつになるか,誰がやるのかわからないけれど,今から次回公演が楽しみな大のお気に入りの作品である


追伸

と言いつつ待ちきれず,一昨日の28日に,もう一回観に行ってしまいましたとさ
加藤茶氏じゃないけれど,「あんたも好きねぇー」(古っ!)


~次回の観劇記は,ど迫力の劇団四季版「コーラスライン」~




「コーラスライン」(オーチャードホール8月23日)


今回もブロードウェイ版の来日公演である

ストーリーは,ブロードウェイのオーディションに集まった人々が自らの生い立ちを語ったりダンスを審査されるなどして,最後に男女4人ずつのメンバーが選ばれるというもの

テーマは,「夢を追いかけることの苦しみと喜び」といったところか

リチャードアッテンボロー監督,マイケルダグラス主演の映画版(1985年)を観たのは20年以上も昔
(サントラをLPレコードで持ってます!)
ようやくオリジナルを観ることができた
(渋谷でだけど・・)

モラリス役は歌唱力抜群!

そして,キャシー役はダンスが圧巻!

どちらもソロパートがたっぷりあるので,これだけでも観る価値あり

映画公開当時のテレビCMで流れていた「SURPRISE,SURPRISE」は,映画版オリジナルだったことに
サプライズ!

お気に入りのナンバー「What I Did for Love」は舞台版もGOOD!

とても楽しかった (小学生並みの感想だな)

そして,その日の晩酌はお約束通り「キリン一番搾り」で
ONE!


~次回の観劇記は,特にお気に入り!
  5回目の観劇の「屋根の上のヴァイオリン弾き」~

「ウエスト・サイド・ストーリー」(オーチャードホール8月2日)


ブロードウェイ版の来日公演である
6月に観た劇団四季版の「ウエストサイド物語」との違いを挙げてみよう

まず,英語である(当たり前)
次に,オーケストラ生演奏である(迫力が違う)
そして,舞台装置が違う
四季版はディテールにこだわり,ブロードウェイ版は簡素だ

映画の印象が強いからだろうか,四季版よりもこちらの方がしっくりくる
ダンスもガタイがでかいぶん派手だ
ただ,ダンスの後の台詞のシーンでは息が上がって「ハァハァ」していた
(四季版ではそのようなことはなかった)

比べてみるといろいろ面白い

ところでこの作品,ダンスとナンバーは楽しめる
しかし,ストーリーは気に入らない
誰にも共感できないのだ
結局,悪ガキどもが粋がっているだけじゃん

というわけで,またまた「それを言っちゃあ,おしまいよ」


~次回の観劇記は,これも来日公演の「コーラスライン」~



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