忍者ブログ
[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


「カラスの親指」(2012年)


「振り込め詐欺」の名称が実態に合わなくなったということで
「母さん助けて詐欺」が採用されたという
(孫を騙る事件もかなり多い気がするが・・・)

というわけでこの作品,詐欺師が主人公のエンターテイメント映画

コンビで詐欺をはたらくタケとテツ
その二人が住む一軒家に,あるきっかけで二人の姉妹と姉の彼氏が転がりこみ,不思議な共同生活が始まる
それぞれつらい過去を持つ者たちが,一世一代の勝負をしかける
その結末は・・・
そして・・・

いわゆるどんでん返し映画である
「ああ,騙された!」
と,すっきり受け容れられるかどうか

ちなみに,自分は騙された

これ以上はネタバレになるので言及しないが
蒸し暑いこの時期に
おすすめ!
である

ところで,依頼人に嘘をつかれることがたまにあるが
こちらはすっきり受け容れるというわけにはいかない
しかし,不思議と依頼人への怒りはない
ただ,真実を話してくれなかったことが悲しいだけ

あれ?最近似たような内容のツイッターが大きな騒動になったような・・・




PR

「オブリビオン」(公開中)


参院選が公示となり,アベノミクスに賛否両論

というわけでこの映画,我が家で賛否両論だった問題作(?)

エイリアンの侵略を食い止めた人類だったが,月を破壊され,地球には住めない状態になってしまう
大規模な宇宙移住に不可欠の水を確保する装置を敵の残党から守るため,地球に派遣されたジャックとヴィクトリア
任務は順調だったが,地球に自動帰還したロケットから生存者を救出してから,何かが変わり始める
そして,次第に真実が明らかになっていく

SF特有の世界観が秀逸
居住エリアや偵察機などのメカニカルデザインも素晴らしい
ありがちに思えるストーリーも,よくよく考えると深く悲しい
トムクルーズ主演の映画にしては,珍しく硬派な内容だ(失礼!)

おすすめ!

と言いつつも,少し不安
妻は「ひどい映画!」と酷評し,我が家の評価は真っ二つ

あなたはどっち派?


 


 

「ターミナル」(2004年)


亡命希望のアメリカ人がモスクワの空港から出発できないとか

というわけでこの映画,何ヶ月も空港内で生活しなければならなくなった男の物語

アメリカの国際空港に到着したナボルスキーは,母国クラコージアのクーデターによってパスポートが失効し,入国ビザも取り消され,入国も出国もできなくなってしまう
英語もまともに話せないナボルスキーだったが,知恵と工夫で空港内でなんとか生活し,ひたすら入国許可が出ることを待ち続ける
ナボルスキーにはアメリカに来るある理由があったのだ
ナボルスキーの人柄に触れ,空港内で働く人々は次第に彼を応援するようになり,ついに母国クラコージアのクーデターは収束する
果たしてナボルスキーは目的を達成することができるのか

笑いあり,ロマンスあり,友情ありと
設定も展開も,スピルバーグお得意のおとぎ話の世界である
そうであるならば,結末もそれを徹底して欲しかったと少し不満を覚える向きもあるかもしれない

まあ,気分がクサクサしている時に観るには良いかもしれない

待てば海路の日和あり

なかなか実践できないけどね

モスクワの彼はどうなっちゃうのかな?




「愛さえあれば」(公開中)


日本では,結婚した三組に一組が離婚するという

というわけでこの映画,婚姻中の男女,妻と死別した男,離婚した女,そして新しく結婚しようとする若い二人,それぞれの人間模様が交錯するコメディタッチの物語

乳がんの治療を終えたイーダは,夫の浮気現場を目撃する
それは,娘の結婚式の数日前だった
結婚式が行われる南イタリアへ,一人で行かなければならなくなったイーダは,空港の駐車場で自動車の接触事故を起こしてしまう
その事故の相手は,娘の結婚相手の父親フィリップだった
結婚式に浮気相手を連れてきたイーダの夫や,ひと癖あるフィリップの義妹とその子など,関係者が集まって若い二人の結婚式が行われようとするが・・・

南イタリアの景色が素晴らしい
ピアースブロスナンも出ているし,結婚式の話だし,まるで「マンマ・ミーア!」

登場人物それぞれが抱える心の傷が適度に描かれていて,ストーリーは単純なのだが,内容は濃い

最近安易に使われている「再生」という言葉だが,
この映画のラストシーンは,まさに「再生」を思わせる

「愛さえあれば」という題名は気恥ずかしいが
おすすめである

まぁ,ピアースブロスナンだったら,そうなるよねぇ
だって,ジェームズボンドだもん
あ,コメディ映画「ケイト・レディが完璧な理由」(2011年)は別だけど



「モネ・ゲーム」(公開中)


先日,ついに将棋でもコンピュータがプロ棋士に勝ったという
チェスでは,すでに人間はコンピュータに勝てないとのこと

というわけでこの映画の原題「GAMBIT」は,「チェスの打ち始めの手」という意味

美術鑑定士のハリーは,モネの贋作を売って大金を得る計画を立てる
しかし,予想外の事態が次々に起こり,計画は頓挫寸前
果たしてハリーは大金を手にすることが出来るのか?

「華麗なる一発逆転」「世紀の泥棒エンターテインメント」などと宣伝されているが
ストーリーはゆるい
その結論に持っていくなら,主人公ハリーのドタバタぶりはあまりにチグハグな感じ
あらためて「スティング」(1973年)が良く出来た作品だということを痛感する

とはいえ,ホテルで絶体絶命(?)になるハリーのシーンは充分楽しめる

ハリー役にコリンファース,テキサスのカウガール役にキャメロンディアスと役者はそろっている
あとは脚本がもう少し洗練されていれば・・・
と思ってしまうもったいない作品だ(個人的見解)

そういえば,キャメロンディアスは,トムクルーズと共演した「ナイト&デイ」(2010年)の時も「惜しい」と言ったような気がする

がんばれ!キャメロンディアス!
(キャメロンも四十路かぁ)


 

 



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/12 夏川賀央]
[12/13 中川賀央]
[10/19 マチベン]
[10/17 中川賀央]
[08/11 indipapa]
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
フリーエリア