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「エアフォース・ワン」(1997年)


アメリカ大統領が来日中とのこと

というわけでこの映画,大統領専用機エアフォース・ワンを舞台にしたアクション映画

アメリカ合衆国大統領のマーシャルは,ロシアから帰国するため大統領専用機エアフォース・ワンに搭乗した
しかし,そこにはテロリストグループも乗り込んでいた(そんな馬鹿な!)
人質奪還のため,孤軍奮闘する大統領
そしてその結末は・・・

超人的な活躍を見せる大統領役にハリソンフォード
まさに大向こうから
「イヨッ,大統領!」
と声がかかりそうな大活躍で
9・11を経験する前の,典型的なアメリカのアクション映画となっている
(9・11以降もそれほど変わってはいないかな?)

以下,ネタバレあり


大統領を救出した軍用機からの通信が映画のオチになっていて,
このセリフのためにこの映画を作ったのではないかと思わせる,そんなラストシーンとなっている

何も考えずに観るには良いかもしれない
(多少アルコールを入れて観た方がいいかも)

ところで,戦う大統領に対抗して,戦う首相を主人公にしたお子様映画
「集団的自衛権アベレンジャー」
の製作が決定したという

もちろん嘘だが,ノー天気に「笑っていいとも!」に出演するくらいだから
ひょっとして冗談ではなくなるかも・・・
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「リトル・マエストラ」(2013年)


前回,追悼した蟹江敬三氏も出演しているこの作品

石川県志賀町福浦は過疎化が進む小さな港町
そこにはアマチュアオーケストラがあった
コンテストを間近にして,指揮者が急死し,その孫の美咲がやってきた
美咲は天才指揮者という触れ込みだったが
実際は,高校のブラスバンド部の指揮者に過ぎなかった
最初は調子を合わせていた美咲だったが,その正体がばれて・・・

展開も結末も特筆すべきところはない
(関係者の皆様,ごめんなさい)

ではなぜ,紹介するのか

実は,亡くなった祖母の家が福浦港にあり,映画にばっちり写っているからという
非常に私的な理由のためなり
(まあ,ブログとは大抵,私的なものだけれど)

小さい頃から夏休みには必ず帰省し,海で泳いだり,カブトムシを捕ったり,思い出がいっぱい詰まった場所なのだ

ノスタルジー全開である

祖母の家は,撮影スタッフの休憩所としても使用されていたという

祖母が亡くなってからしばらく行っていないので
今年の夏は,久しぶりにご先祖のお墓参りもかねて行ってみようと思っている

ちなみに,実際の福浦にはアマチュアオーケストラはありません
悪しからず

「あなたを抱きしめる日まで」(公開中)


原題は主人公の名前の「philomena」である

フィロミナは50年間隠していた秘密を娘に打ち明けた
それは,自分が10代で未婚の母となり,修道院で強制的に別れた息子がいるという事実であった
そして,政界から失脚した元ジャーナリストのマーティンとフィロミナの息子捜しの旅が始まる
その結末は・・・

実話に基づいたストーリーだという

ともすれば「お涙頂戴」になりそうなテーマだが
淡々と物語は進み,制作サイドのセンスの良さを感じる

どこにでもいそうな年配の女性フィロミナ役を,ジュディデンチが好演

落ち着いた映画を観たいという人におすすめである

それにしても邦題のセンスの無さにはがっかりするなぁ



「エージェント・ライアン」(公開中)


ウクライナ情勢が緊迫している

というわけでこの作品,モスクワ発の世界恐慌をめぐるスパイアクション映画

CIA情報分析官のジャックライアンは,身分を隠して勤務する投資銀行内でモスクワの投資会社の不穏な資金の流れをつきとめる
ライアンは現地へのエージェントの派遣を上官に進言するが,彼自身が調査に行くことを指示される
そして現地に乗り込んだライアンは,いきなり敵に襲われる
果たして事件の真相は?

昨年亡くなったトムクランシー原作の「ジャック・ライアン」シリーズの最新作である
「レッド・オクトーバーを追え!」(1990年)や「パトリオットゲーム」(1992年)もジャックライアンが主人公である
原作ではジャックライアンは大統領に就任するというのだからびっくりである

さて,本作も,ジャックライアンが超人的な働きをする大活劇である
007シリーズやミッション・インポッシブルシリーズが好きな人は楽しめるかもしれない
ただ,目新しさや新鮮な驚きというものは無いのでそういう期待はしないこと

ジャックライアン役のクリスパインは,最近ではスタートレックのカーク船長役でお馴染み
上官役のケヴィンコスナーを,久しぶりにスクリーンで観た
(個人の感想,おそらく「ボディガード」(1992年)以来)

「ジャックライアンのような人間がいたら,世界情勢は楽だろうなぁ」
という馬鹿っぽい感想を抱いてしまう,そんな作品である

「ライアン君,済まないがウクライナに飛んでくれたまえ」

「アメリカン・ハッスル」(公開中)


「日本のベートーベン」って!

というわけでこの作品,詐欺師が主人公の物語

詐欺師のアーヴィンと愛人のシドニーは,野心に燃えるFBI捜査官リッチーに
「捜査に協力すれば,罪を見逃してやる」
と持ちかけられ,カジノ利権に関する汚職事件の捜査に協力する
しかし,アーヴィンの妻の嫉妬によりマフィアに狙われるアーヴィン
果たしてその結末は?

1970年代後半に実際にあった事件に基づいているという

おとり捜査には,「犯意誘発型」と「機会提供型」の2種類があると言われている
「犯意誘発型」は,犯罪意思のない者にはたらきかけて犯意を生じさせて犯行に及んだ時点で逮捕するものだが,日本では,捜査機関が犯罪を作り出すことになるこの「犯意誘発型」のおとり捜査は違法とされている
ちなみに,「機会提供型」は,既に犯意を持っている者(例えば,違法薬物の売人など)に,その犯意が実現する機会を提供する(例えば,売人に「あるかい?」などと言って接触するなど)捜査方法をいい,適法とされている

本作のFBIの手法は,「犯意誘発型」のおとり捜査なので,その結末にしっくりこない人も多いだろう(特に,カーマイン市長に同情するのではないか)
そんなこともあり,作品の出来としては,あまりすっきりとしない印象だ

まあ,基本的に詐欺事件は,「騙される方も悪い」などと言われて,あまりすっきりしないものだが

え?「日本のベートーベン」って?



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